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フォームにサードが出たよ!<2>

その後武人はどうなったか。

カオスの性格とか喋り方は気にしないで下さい。






自分の領域に戻る前、
気になってガブラスは月の渓谷へ向かった。

案の定ゴルベーザはサードフォームを見て愕然としていて、
何となく先程の気持ちを思い出したガブラスは同情の念を禁じ得なかった。

「カオスは何を思ってこのフォームを・・・。」

呟くゴルベーザの声は震えている。

もうフォームと言って良いのかどうかすらわからない布切れに、
ガブラスは嘆息した。

「お主のサードフォームは・・・。」
「カオスに叩き返して来た。」
「・・・・私もそうしよう。」

ゴルベーザの覇気の無い声は憐憫の情を誘うばかりで。

「こんな姿、弟に見られたら・・・。」
「・・・・・・・・・。」

ゴルベーザの言葉に、
ガブラスは優しそうな面差しの男を思い出した。

彼の弟--------セシルはコスモスの戦士ではあるが、
大層兄を慕っているのはガブラスも知っていた。

兄弟に関して余り良い印象を持っていないガブラスも、
その仲の良さは見ていて微笑ましい。

「恐らく・・・カオスは私がお主と懇意にしている事が気に入らんのだろう・・・。」
「何故?」
「・・・それも一因だろうな・・・・・なに、お主が悪いわけではない。」

首を傾げたガブラスに、
ゴルベーザが溜息を吐く。

サードフォームがどんなものであろうと、
気に入らなければ着なければ良いだけの話なのだ。

そう思えば不意に浮かんだ神への反逆の意思も削げようというものだった。


月の渓谷を出たガブラスは、
カオスとのやりとりで掻きたくもない汗を掻いた事に気付いた。

気付いたが最後、べたべたしている感じがどうにも気になる。

ガブラスは混沌の果てに戻る前に湯を浴びようと思った。

湯の湧く泉のある領域と、次元城と湯に入れる場所は二ヶ所あるが、
ここからだと次元城が近い。


次元城に行ってもエクスデスは留守だった。

居れば断りを入れようと思ったが、
居なければ勝手に使うだけだ。

事後承諾でもエクスデスが何か言う事は無かった。

ガブラスとは違って細かい事は余り気にしないたちなのかもしれない。


装備を外して、
着替えのインナーをイメージする。

ここは全く都合の良い世界で、
大体のイメージが固まれば望んだ物は大概手に入る。

・・・筈だがインナーは出て来ない。

もう一度念じてみる。

だが結果は同じ。

暫し考えて、
ふと振り向いたら今脱いだ甲冑一式が無くなっている事に気が付いた。

顔から血の気が引く。

物音はしなかった。

他人の気配も無かった。

慌てて次元城を飛び出して、
混沌の果てに向かう。

何かがおかしい。


己の領域に飛び込んだガブラスは愕然とした。

無くなった装備品はもとより、
アナザーフォームが無い。

替えのインナーも無い。

目につく玉座には代わりに使えとばかりに因縁のサードフォームが綺麗に揃えて畳まれて置いてある。

「・・・・・・・・・・。」

それよりも気になるのは玉座の後ろである。

そこには平素よりも縮んではいるが、
それでも明らかに人間の大きさではないカオスが隠れて玉座のサードフォームを見つめていた。

否。

これは隠れていると言うべきなのだろうか。

身体が大きすぎてどこもかしこも玉座に隠れきれていない。

ひょっとしてガブラスがサードフォームを手にするのを待ち構えているつもりなのだろうか。

「・・・・・・・・・おい。」
「!?ガブラス!?」
「・・・・・・・・・・・。」

今初めて気が付いたと言わんばかりのリアクションをされたが、
本当に気付いていなかったのだろうか。

「何をしている?」
「着替えが無くて困っているであろう?ここにサードフォームを用意して痛い!!」

慌て具合を見ると本当に気付いていなかったらしい。

主君たる神が喋っている途中ではあったが、
玉座の裏に回ったガブラスはしゃがんでいる神の頭を思い切り殴った。

カオスは殴られる理由が分からないと言った顔でガブラスを見上げているが、
このタイミングでガブラスの着替えが無いと知っているのは本人と犯人だけだ。

ガブラスは今すぐ斬りたい気持ちを震える声で押さえながら神を睨み付けた。

「離反されたくなかったら言うべき言葉を言って、返すべき物を返してもらおうか。」
「これを着」
「聞こえんなあ?」
「ゴメンナサイ。」

未だ嘗てない低音にも関わらずカオスはガブラスのサードフォームの上着を抓んで目の前に翳したが、
鈍く光るカオスブレイドを突き付けられて即座に謝った。

一体自分は誰の為に戦おうとしていたのだろう--------

疑念はガブラスの胸の奥に巣食ったが、
元の世界に戻る為にはコスモスの戦士達を倒し、
神々の戦いに終止符を打つ事が先決であろう。

深い溜息に諸々の感情を込めて吐き出すと、
ガブラスは剣を戻した。


この後DFFで武人はサードフォームを撤廃させて、
戦い(カオスとの付き合い)が決して終わらないことを知った末に隠居を決め込みました。

・・・嘘ですよーーーー!!


フォームが神々の趣味だったら面白いよね!

・・・って思ったらこんな話になりました。

カオスファンの方には謝る他何もできないです・・・。

コスモスもカオスも戦士たちの元の世界での姿を見学してどのフォームを使おうか吟味をしていたら面白いと思います。

そして衣食住や異世界の暮らし方に関しては全て私の捏造です。

次元城=風呂がある、も。

・・・城だったら内部に風呂でも部屋でもなんでもあるんじゃないの??

と思っただけです。

DdFFに次元城自体無かったりして・・・。

日記と更新予定~。PageTopフォームにサードが出たよ!<1>

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