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故に。

ベルガ×ガブラス。
やっちゃった!!

ベルガがガブラスを嫌う理由。

ドレイスに殴られるから・・・ってだけでは無いのです(笑)。

時系列はバハムート戦後。
2人とも生存前提で。

目の前で。
端正な顔が何枚もある書類を見比べている。

ローテーブルを挟んで向こう側のソファに腰掛けたガブラスは
時折、酒の入ったグラスを引き結ばれた口に運び、
しかし飲むと言うより口腔内を潤すに留まっていた。


数日間に亘り開催される演武会の今回の管理運営を命じられたのは
ベルガと、ギースと、そしてガブラスと。

一般、軍、公安総局と各部門に分かれて行われる恒例の演武会は
規模が大きい分、事前に必要な準備も多い。

しかも*天覧試合なので僅かたりとも手を抜くわけにもいかずに
こうして何度でも顔を突き合わせている次第である。

出場者のリストを作ったギースは己の役割は終わったとばかりに
ベルガとガブラスに残務を押し付けてさっさと離脱してしまった。

通常職務に追われる中、
時間が取れるのは就業前後のみ。

それも互いの勤務時間がずれれば
幾日も打ち合わせが出来ない、
なんて事もザラだった。

休日など返上以前に取る事すら出来ない。

それでも期日は容赦なく差し迫って来るのだ。

結局日勤が重なった日の終業後や、
どちらかが僅かでも時間を見つけて
調整を繰り返していた。

と言っても9局の扱う仕事が手広すぎて、
ベルガがガブラスに合わせるか、
今日の様にガブラスが終業後にベルガの自室を訪れる他
効率的な時間は取れない。

「今日はこんなものか。」
「大筋は纏まったな。」

互いに言葉が溜息交じりになってしまうのは仕方が無い。

ベルガは氷の水分と分離してしまった酒を一気に呷って、
ついでに口の中に転がり込んできた小さな氷を
がりり、と噛み砕いてグラスをテーブルに置くと、
大きく伸びをした。

「ベルガ。」
「ん?」
「質問しても?」
「何だ。」

同様にグラスを傾けたガブラスが
残った酒を飲み干す。

「・・・何故、人造破魔石に手を出した?」
「・・・何だと?」
「卿は強い。あれの力を借りる理由が見えん。」
「・・・・・・・・・!」

一瞬だった。

カッと頭の芯が熱くなって、
気が付いた時には同僚を毛足の長い絨毯に組み敷いていた。

ソファとローテーブルの間は狭いが、肩で少し押せばテーブルがずれる。

中途半端にソファから落ちたガブラスの、
片足だけが座面に残っていた。

その手指の先には空になったグラスが転がり、
小さくなった氷が滑り出ていて。

条件反射の様にもがいて暴れる腕も、脚も、
関節に体重を掛けて押さえつければ動かなくなった。

ブルーグレイの瞳が驚いた様に見開かれる。

見よ。
力や体格では己の方が勝っているではないか。
力こそが正義なのだ。
力こそが絶対なのだ。

そう信じて来たからこそ、
己を磨き、鍛えて来た。

なのに。

何故ガブラスに勝てない。

何故。
何故。

幾度挑んでも、
幾度剣を交えても、
ガブラスだけには勝てなかった。

あの時のブルオミシェイスでも。

人造破魔石の力を得たベルガは
ラーサーを迎えに来たガブラスに挑んだものの、
軽くいなされ終わった。

戦うでもなく、逃げるわけでもなく。
そして必死に応戦するでもなく。
ただ、ラーサーを守る為だけに淡々と剣を振るっていた。

人造破魔石の力を借りて尚、
勝てる確信が一瞬たりとも宿る事は無く。

結局ベルガが得たのは埋め込まれた人造破魔石の
強烈なエネルギーに爛れた肌と、
力を放出するだけ放出して抜け殻となった元人造破魔石だけ。


ガブラスの首は、宛がったベルガの片手の中に収まった。
出っ張った喉仏が掌に当たる。

このまま、力を込めれば。

「ベルガ?」
「・・・・すまん、悪酔いした様だ。」
「・・・・・・?」

ガブラスから離れ、身を起こしたベルガは
同様に起き上がる同僚に手を貸した。

信憑性の無い言い訳を、
言い聞かせるように心の中で幾度も繰り返す。

「これは素案と言う事で明日にでもヴェイン様に提出しておく。」
「あ・・・ああ。」
「疲れているのかもな。ゆっくり休め。」
「ああ・・・。」

床に転がったグラスをテーブルに戻して、
ガブラスは纏めた書類を手に部屋を出て行った。

首に赤い痕を残して。

溶けてしまった酒交じりの氷が絨毯に作った薄い染みを見つめながら、
ベルガは深い溜息を吐いた。


*天覧とは、所謂国王とか、皇帝とか、
その国のトップが観戦(観覧)する事でございます。

ガブラスも嘗ての演武会で皇帝の目に留まって
アカデミー入学を果たしたっつー裏設定があるです。


さて。
依りによってお前にその質問されたか無いわァッ!!
なベルガでした。

ガブラスはジャッジ最強だと思いまス。

こんな事があった翌日でもガブラスは普通に接して来るんだよ!
晴らし様の無い罪悪感だの苛立ちだのが積もる一方!!

ベル「だからあいつ嫌いなんだよ!!」←後で自己嫌悪に陥った

ラーサーやドレイスにバレても恐いしね!

勢い余ってR18になるかと思いきや、
ベルガが意外に理性的と言うか、常識的と言うか、ヘタレでした。

・・・と言うより、ガブラスは私服でも肌の露出が少なそうだから
押し倒された拍子に腹チラとか無いと駄目ですか?←誰に聞いてるの?
あってもベルガじゃ駄目か。後が怖いもんね(笑)

”故に”書いた感想と日記。PageTop更新予定。

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