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CafeDissida<1>

パラレルDFF

表向きは喫茶店。

裏向きは人に言えない内緒な稼業。





何の変哲もない古ぼけたビル。

一階には喫茶店。

二階から上はどこにでもある様な事務所が各階一フロアずつ。

どこにでもある、
どこででも見る様なビルに、
彼らは居る--------------------


「ガブラスは?」
「奥の仮眠室。」
「ほう・・・?」

愉しげに目を細めたセフィロスに、
ガーランドは何も考えず生真面目に応じた事を後悔した。

「疲れている様だ。邪魔をしてやるな。」
「邪魔などしないさ。」

実に爽やかな笑みを浮かべた男は、
ガーランドの注意に僅かたりとも耳を貸す事は無かった。

滑らかな銀髪を揺らしながら長身が奥へ消える。

「あーあ。行っちゃった。」
「ダメだよオッサン、あんな馬鹿正直に言ったら。」
「ガブラス、怒るぞ~。」

ジタンとバッツとティーダに次々言われた挙句、
スコールとマティウスには白い目を向けられて。

敢えて他人にそんなこと言われなくても今まさに思い知っているところである。

「確か夜通しハイウェイを突っ走って来たと言っていたな?」
「そうだったな・・・・。」

目の下を黒くしたガブラスが帰って来たのは今朝、
朝日が充分に昇ってからで。

それから現在に至るまで三時間程しか経っていない。

マティウスに応じたガーランドは溜息を吐いて、
目の前のパソコンモニターに意識を集中させた。

しかしそれもすぐに拡散を強いられる。

廊下の奥--------仮眠室のドアが派手な音を立てて開いて閉まる音がして、
誰かが早足で歩いて来る音にガーランドが深い溜息を吐く。

完全に己の手落ちが確定した瞬間だった。

強張った表情で現れたガブラスが真っ直ぐコーヒーサーバーに向かう。

大概煮詰まったコーヒーを眉を寄せながら側に伏せて置いてあったカップで飲んで、
そのカップを置いて、
溜息を吐いたガブラスに合わせてバッツとジタンも詰めていた息を吐いた。

寝不足の所を叩き起こされてガブラスはかなり不機嫌に見えたが、
流石年長者だけあってすぐに落ち付いたらしい。

これがスコールだったりすると機嫌が直るまで暫くかかるのだ。

「ガブラス。何故逃げる。」
「逃げてなどいない。」

追って来たセフィロスを一瞥しただけのガブラスがサーバーのコーヒーをセットし直す。

近付いてきたセフィロスが射程範囲に入った瞬間、
ガブラスが振り返り様に思い切り拳を振り抜いた時、
ガーランドは見て見ぬ振りをしたかった。

側頭部に強烈な一撃を食らったセフィロスが壁に衝突して、
頭を押さえて長身を屈める。

「ガブラス。」
「冷静に考えて、この程度の報復ならば然るべきだと判断した。」

取って付けた様な咎めるガーランドの声に真顔で応じたガブラスが、
眉を寄せて目頭を指先で押さえる。

ブラインドの隙間から入る日光が眩しかったらしい。


ガブラスにしてみれば何者かに圧し掛かられている様な圧迫感に目が覚めたら目の前に長髪の男の顔があったのだ。

部屋が薄暗かった上、
セフィロスの顔立ちがなまじ整っている分立派なホラーである。

悲鳴こそ上げなかったが寝不足特有の倦怠感や眠気など一瞬で吹き飛んだガブラスは、
慌ててセフィロスを押し退けて、
部屋を飛び出して、
そして現在に至るわけである。

殴られたセフィロスはと言うと、軽く頭を振って乱れた髪を整えている。

とっても打たれ強いらしい。


溜息を吐いたガブラスは煙草を銜えると火は点けず、
事務所の出入口へ大股で向かった。

「どこへ?」
「美味いコーヒーが飲みたい。」

無表情で階下を指差したガブラスに、
ガーランドがそれ以上干渉する事は無かった。

全面的に悪いのはセフィロスだが、
自分にも責任の一端はある。

それにオーナーから集合する様指定された時間まで間があった。

引き留める理由は無い。

「あ、オレもオレも!ココア飲みたい!」
「じゃあみんなでティータイムだー!」

挙手したバッツにジタンが悪乗りをする。

「あっオレも!」

ティーダが掴んだスコールの腕と共に同時に手を挙げるとガブラスはもう一度溜息を吐いたが、
来るな、とは言わなかった。


・・・・・・・あら?

武人が子守する話になってますけど?

私の頭の中にある世界観・・・みたいなものを書く予定じゃなかったっけか?

しかも喫茶店殆ど絡んで無い。

武人「お前ら学校はどうした?」

盗賊&夢想「「試験期間中なので早帰りでーっす♪」」

旅人「ミートゥー♪」

武人「試験勉強は?」

獅子「こいつら、教科書自体持って帰って来て無いぞ。」

武人「・・・・・・・・。」


拍手御礼~!PageTop日記と更新予定~。

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声フェチでオッサン好きのヘタレ。
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