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英雄御乱心<2>

打ちどころが悪かったらしいです。






ガブラスは、深い溜息を吐いた。

我に返ったクラウドの印象から、
セフィロスが記憶障害を起こしている事が分かった。

明らかに頭にぶつかった岩のせいである。

分かったは良いが、
それからセフィロスは何を思ったかずっとガブラスの傍から離れなくなった。

別に喧嘩を売って来るわけではない。
何か喋るわけでもない。

ただ、そこに居るのだ。

それだけなのだが、人並み外れた長身がただ突っ立っている様など、
鬱陶しい以外の何者でも無かった。

もう一度溜息を吐いたガブラスがセフィロスに視線を向ける。

すぐに気付いた英雄は折角ガブラスが取った距離をあっさり詰めて寄って来た。

「何だ?」

どことなく嬉しそうな気がするのは何故だろうか。

「己の領域へ戻れ。」
「嫌だ。」

即答されて、目どころか顔ごと逸らしたガブラスはまた溜息を吐いた。

”インプリンティング”

どうでも良い単語が脳裏を過る。

所謂”刷り込み”と言うやつで、
生まれたばかりの鳥の雛が初めて目にした相手を親と思い込む現象の事である。

だがセフィロスは別に新たに生まれた訳ではないし、
記憶を失っていると言っても一部だし、
そもそも鳥では無い。

・・・時々片方だけ翼が生えるが。


「何故。」

無駄だと分かっていながら問うてみる己を自嘲したガブラスに、
セフィロスは至って真面目な顔で応じた。

「分からん。」

ガブラスは目の前の男と会話をする事を諦めた。


正気時代の英雄は余り口数が多い方では無かった気がします。

取っ付きにくい外見と肩書きに立場が揃った上、
本人も社交的では無かったので、
分かりにくいけれど英雄は寂しがりな気がする。

私の中では。

武人は別に英雄のそんな御大層な肩書きや時代を知らないので、
普通に英雄に接します。
喧嘩も売られなきゃ買わない。

英雄にとっては希少な存在かな、と。

なんかね、和気あいあいな英雄×武人を書いてみたかったのです・・・。

武人がドン引きしちゃって和気あいあいな感じは欠片も無いけどね!!

拍手御礼。PageTop日記と更新予定~。

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