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11月拍手文。

拍手文の入れ替えをしましたので11月分を格納しました。






「今月のネタはなんだろうな・・・。」
「先月は一段とひどい目に遭ったからな・・・。」

擦れ違った局長達が呟く声に、
ベルガは溜息を吐いた。

ヴェインと言うストッパーの無かった先月の”ハロウィン”はラーサーのやりたい放題で、
局長全員が本気で争うなどと中々無いイベントとなったわけだが。

平素鍛えている筈なのにベルガも翌日は筋肉痛に悩まされた。

ギースに至っては筋肉痛が出たのが2~3日後で、
歳を取った証拠だとからかってやったら本気で怒られた。


結局数日後にガブラスが”本当のハロウィン”を調べ出すまで、
皆、古代人はなんて乱暴で過激な祭りを好んだのだろうと勘違いをしたままだった。

「ベルガ。」
「はっ。」

聞き慣れた声に背筋を伸ばしたベルガは振り向いて、
後ろ手を組んで立つヴェインに頭を下げた。

「カレンダーだが。」
「は。皆、気にしております様で。」
「今度の紅葉狩り、それに合わせようと思う。」
「それは名案でございます。」

応じて、ベルガは内心ガッツポーズをした。

紅葉狩りは山へ行って色の変わった葉を眺めるだけである。

大騒ぎになる理由が見当たらない。

懸案が決まったと去るヴェインの背を眺めながら、
ベルガは小躍りしたい気分で局へ戻った。



「・・・うそだろ?」

思わず呟いたベルガを、
側に居た局長が半泣きの顔で振り返る。

「あの・・・紅葉狩りって遠くの山に生える木の葉を眺めるのでは無かったでしたっけ?」
「それだけじゃ普通の紅葉狩りじゃないですか。」

普通の紅葉狩りの何が悪いのだろうか。

局長達は思った。
心の底から思った。

大体今回参加する面子にガブラスとドレイスが居ない時点でおかしいと思うべきだった。

ちなみに至急の仕事が入った彼らが急遽不参加を表明したのが今朝の話である。

その事によってラーサーの機嫌は急降下していたらしい。

「先月、筋肉痛に悩まされたと言う事でしたので皆、運動不足なのかなと思いまして。」
「いや・・・そう言う訳では無いと・・・。」
「でも筋肉痛になったのでしょう?局長が運動不足はまずいですよ。」

別に運動不足だったわけでは無く、
筋肉が耐えられない様な運動を強いられたのだ。

しかしこの少年皇子に何を言っても無駄だと言う事を局長達は今までの経験で思い知っていた。

「ですから、あそこの山へ行って紅葉している枝を取って来て局に飾りましょう。
 忙しい局員達にも秋を感じて貰いましょうよ。」

言いながら、ラーサーが指差すのは遥か向こう、
若干霞みがかっている山である。

あれ、本当に帝国の領土内?

引き攣った顔を見合わせる局長達だったが、
そこに救いの神が現れた。

「間に合った様だな。」
「ヴェイン様!」

局長達の視線を一身に集めたヴェインは一瞬面食らった様だったが、
漸く急ぎの仕事が終わったと言うと愛らしい笑みを浮かべる弟の頭を撫でた。

「これから撮影に入るんですよ。」
「そうか。準備、御苦労だった。」

際どい所で危急は去った。
しかも。

「ドレイスとガブラスも手が空いたから直に来れると言っていた。」

ヴェインの言葉にラーサーは喜んだ。
局長達も喜んだ。

あの2人が来るのなら鬼っ子も鳴りを潜めるだろう。

「万歳三唱したい。」
「奇遇だな。俺もだ。」


そういえば今年はうちもまともな紅葉狩りをしなかったなあ・・・。
通りすがりに紅葉見た感じ。

ベルガは紅葉狩りに楽しさを見出すタイプでは無さそうですな。
枯れる葉を見て何が楽しいんだか・・・みたいな。

ハロウィンの元になった話は確か暗いんですよね。
ガブはそこまで調べてくれたと思います。


拍手文入れ替え。PageTop鍵変更。

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