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悲劇か喜劇か <2>

悲劇か喜劇か<1>の続き。

お兄ちゃん、デレッデレ。

「ですから、当方としましてはバッシュさんに帝国に来て頂いて・・・」
「それではダルマスカはどうなる。これでも将軍だぞ。仕事もある。」

ラーサーと直接やりとりをしているのはウォースラだった。

同僚に”これ”扱いされた本人は
未だ半べその子供を抱き上げてあやしている。

兎に角、バッシュが来るまで延々泣き通しだったらしい。

大麦色の髪に零れ落ちんばかりの大きなブルーグレイの瞳、
対して小振りな鼻と口が小さな輪郭の中に綺麗に収まっている。

今は泣いているせいで目元が赤く腫れてしまっているが、
それでも充分に可愛らしいと言える顔立ちだった。

「ノア?ノーア?もう泣かないで?」
「とうさまどこ行ってたの?かあさまは?バッシュは?」
「ん~・・・今御用事があって・・・ノアは父様と一緒だから。ね?」

泣き過ぎてしゃっくりをしながらの幼児特有の高い声にバッシュが相好を崩す。

「9局は大変でしょうけど、ノアは私が預かりますよ。」
「えぇっ!?」
「しかしラーサー様、ローゼンバーグ殿の仰る事も一理あります。」

本気でショックを受けたラーサーをドレイスが宥める。

ドレイスにとっても喜ばしい話ではないが、
先程の様に枯渇するのではないかと周囲が危惧するほど
幼子が延々大粒の涙を流す様はもう見たくない。

そして入って来たローゼンバーグの姿を見た瞬間、
流れ続けていた涙が止まったのだ。

「アーシェ様も事情を話せば分かって下さいます。」
「・・・だと良いがな。」
「大丈夫だよ。」

矢鱈自信に満ち溢れたバッシュの言葉にウォースラが眉を寄せる。

アーシェにとって、ガブラスは父を奪い国を奪った相手でもある。
幾ら小さくなったからと言って早々受け入れてくれるものだろうか。

バッシュの自信がどこから来るのかは分からないが、
状況を打破するには他に手が無いも事実だった。

→<3>


おお、今回は比較的短く纏まった。

これでちびノアはダルマスカへ行きますよ。
バッシュの自信の根拠ってなんでしょうね。
物凄く下らない一方、心当たりのある方もいらっしゃるのではないかと。

”オリジナル”のPageTopひとりごと。

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