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武人、小さくなる<1>

武人が子供化しましたよ~。

この日、ゴルベーザは静まり返った月の渓谷で、
その静寂を堪能していた。

いつも誰かしらが来ている事が多い中、こんな日は珍しい。

ゴルベーザが本日の昼食の内容をどうするか、
思案し出した瞬間だった。
領域の境界で爆音が響いたのは。

「ゴル!こいつ預かってくれ!」
「何事、!?」

事態を得られぬままに、
友人の独特の濁声を聞いた直後に投げ飛ばされて来た何かを咄嗟に広げたマントで受け止めて、
その正体を知ったゴルベーザは目を見開いた。

そこに居たのは十を越えて間もない様な少年だったのだ。

そして子供を投げた張本人は、
追って来たセフィロスに相対して飛び出した。

「こんなチビッコ相手に何しがんだ!」
「誰がチビッコかぁっ!」

怒鳴った子供が跳ね起きて、
ジェクトの後を追おうとするのを慌てゴルベーザが引き止める。

良く見たら子供は傷だらけで、
所々血が滲んでいた。

頬の傷を袖で乱暴に拭った子供がゴルベーザを睨み上げる。

「放せ!」
「今、そなたが行った所でどうにもなるまい。」
「・・・・・っ!」

的確な指摘に歯噛みした子供は、
悔しげに地面を睨み付けた。


「なんで追い回すんだよ! 」
「神々の戦いに戦士以外は不要だ。」

尤らしい言い分を口にしたセフィロスを、
青筋を浮かべたジェクトが思い切り振り抜いた剣で弾き飛ばした。

賺さず追撃に走って、
その勢いで石柱が破壊され、
今し方まで静寂に満ちていた渓谷は見る影も無くなっている。

「だからってあんな嬲り殺しみてェな真似する事ァねえだろが!」
「どうしようと私の勝手だろう。」

2人のやり取りと、
目の前の傷だらけの少年の姿から大体の事情を察したゴルベーザが彼の目の前に膝を折る。

完全にしゃがみこんでもまだゴルベーザの目線の方が高い事に苦笑いをすると、
少年は気分を害した様で眉を寄せてブルーグレイの大きな目を眇めた。

「子供扱いをするな。俺は良いからジェクトの応援に行ってやれ。」
「何?」

子供がさらりと口にした名に、ゴルベーザは驚いた。
あの状況下で粗暴な友人がわざわざ自己紹介でもしたのだろうか。

礼節に欠くとは思ったが、
ゴルベーザは目の前の少年をまじまじと凝視して、
そして1つの結論に至った。

短く刈られた大麦色の髪。
寄せる癖のついた眉はきりっと引き締まって、
目尻が少し下がっているブルーグレイも、
通った鼻筋も、彫りの深い顔立ちも、全てに見覚えがあった。

「そなた・・・・ガブラスか!」
「「何!?」」

珍しいゴルベーザの驚嘆の声に、
互いに空振りをしたジェクトとセフィロスは思わず顔を見合わせた。

「他に誰が居る。」

声変わりも迎えていない小児特有の声に、
男達は愕然とした。


はい、DFFバージョンでもガブラスさん小型化やってみました。

12バージョンとは違い、
こちらでは容姿以外お変わりない感じです。

一応脳内設定ではインナー姿。

鎧(金属)は伸縮しないから脱げちゃったの。
・・・って事で。

食事のメニューをどうするか。

魔人と武人の共通の話題だったりします(笑)
一緒に作ったりもする。

高確率で幻想が食べに来るので量も品数も多目に作らないと足りない。
それでも時々夢想とか旅人が来ると暗黙の了解で魔人と武人の取り分が減る。

拍手御礼~。PageTopFF7インターナショナル版プレイ日記<15>

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