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悲劇か喜劇か<1>

ガブラスがちっちゃくなっちゃったヨ!
な話。

背景はバハムート戦後で各国復興も大分進んだ頃かな。


「・・・・・・・・・・・・・・。」

言葉にならない、なんて時々聞くけれど、
本当に言葉が出ない事態が起ころうとは
ウォースラは予想だにしなかった。

きっと、今の自分は大層間の抜けた顔をしているに違いない。

「大丈夫だよ、ノア。」
「・・・・・・・・。」

同僚の優しい声にも、名を呼ばれた子供は顔を上げないし、声も上げない。

「とにかく、何と言いますか・・・。」
「ドラクロアは人を子供にしてどうしようって言うんだ?」
「それは手違いと言いますか開発ミスと言いますか・・・。」

口ごもるラーサーは、明らかに怯えている様子の子供に目を奪われたままで。
ウォースラの詰問に近い問いにもまともに応える気はなさそうだった。


朝起きて、顔を洗って、朝食を摂って。
謁見を終えて書類整理に入った所まではいつも通りだった。

しかし帝国のジャッジ専用である飛空艇が
何の連絡も無く王宮関係者専用の飛空艇ターミナルに到着してから
その”いつも通り”は一変した。

血相を変えた部下の報告に、
同じく呼び出されたのであろうバッシュと共にターミナルへ急ぐ。

そしてターミナルに着くなりジャッジ達にバッシュ共々
飛空艇の中へ引き摺りこまれ、
帝国に着いたと思ったら
見覚えのある局長が走って来た。

「アズラス将軍もお見えになられたか!」
「何なんだ一体。何の騒ぎだ?」

お見えになられたも何も勝手に連れて来たのはそちらである。
しかし、同時にその言葉に彼らの目的がウォースラでは無く、
同僚であるバッシュにあることが分かった。

ウォースラの問いに応えたのは女性局長だった。
ドレイス、とか言ったか。

「兎に角、来て貰えばわかる。私たちではどうにもならんのだ。」
「は?」
「行こう、ウォースラ。」

全く話が見えないウォースラをバッシュが促した。
いつになく真剣な顔にウォースラも気が引き締まる。

「私が呼ばれたと言う事は、ノアに何かあった可能性が高い。」
「ああ、死んだとか?」
「ウォースラ。今は君と喧嘩したくない。」
「・・・悪かった。軽はずみな発言だったな。」

早足で廊下を次々渡りながらウォースラが素直に己の非を認めると、
バッシュは先に着いて扉を開けてくれているドレイスに軽く目礼し、
部屋に入った。

直後。

飛びついて来た小さな子供に目を丸くした。

「とうさま!」
「あ?」

その子供が発した言葉に、ウォースラの目が更に丸くなったのは言うまでも無い。

→<2>


バッシュは父親似。外見も中身も。
いや、ガブラスも外見は父親似ですけどね。中身は母親似。
高槻設定での話。

ウォースラさんも好きですヨ。

ちびノアの親の呼び方、実は結構悩みました。
あ、”ととさま”でも良かったかも。
今更!

色々思案。PageTopジャッジベルガの災難。

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