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混沌の果ては狭い。

1000HIT御礼!

混沌の果てに勇者と英雄と幻想と・・・武人。
想像してみたら何かの罰ゲームかと思った。





「君はガブラスを何だと思っているのだ。」
「そう言う貴様こそ。」
「くっだらねェ。ガブラスはお前らなんぞ相手にしねェよ。」
「・・・・・・・・。」

大の男------------それも明らかに体格の良い大柄な者達が寄って集ってこの狭い空間で顔を突き合わせて言い合いをしている様など見ようと思って見れるものではないが、
では見たいかと聞かれれば迷わず否と言える。

そんな光景が延々眼前で繰り広げられていた。

普段は然して気にもならない混沌の果ての狭さに良い加減うんざりして別の領域へ逃げようと幾度も思ったが、
少し距離を取っただけで誰かしらに捕獲されて結局この不快以外の何者でも無い時間に付き合わされているのが現状で。

眉間の皺はもとより、
額に浮いた青筋も、
結構な頻度で出る舌打ちも男達は気にならない様で全く目出度い限りである。

しかし男達の言い合いは段々に白熱して来て、
その頃には足音を殺して少しずつ距離を開けても気付かれなくなった。

そっと男達の様子を伺いつつ領域の端に到達して詰めていた息を小さく吐いた瞬間------------

「ガブラス。」
「!」

全く間が良いのか悪いのか。

魔人の二つ名を持つ男が目の前に現れ、
背後に気を取られていたガブラスは危うく驚愕のあまり叫び出すところだった。

それはすんでの所で耐えて、
焦って背後を振り向く。

男達は既に脱走しようとしていたガブラスに気付いて、
口々に何事か言いながら追って来ていた。

・・・と言ってもこの狭い領域。
何メートルも距離があるわけではない。

「ゴ、ゴルベーザ、匿え!」
「・・・相も変わらず難儀な事よ。」

嘆息しながらゴルベーザがマントを広げ、
ガブラスは身を屈めてその中に潜り込んだ。

互いの甲冑が僅かに当たって金属質な音を立てたが、
ゴルベーザが広げたマントをガブラスを包み隠す様に閉じると、
次にゴルベーザが乱れたマントを直そうと広げたそこにガブラスの姿は無く。

「何?」
「ちょ、おい、ゴル、ガブラスは?」
「答える義理は無いな。」
「義理は無くとも答えろ。」

矢鱈長い刀を突き付けられたゴルベーザは顔色1つ変えずに踵を返した。

たった今、その中に人1人飲み込んだマントを翻して。

「何しに来たんだよ。」
「私の用はガブラスにある。」

ジェクトの問いに短く答えて、ゴルベーザは領域から姿を消した。


広大な月の渓谷で、ゴルベーザのマントから出たガブラスは深い深い溜息を吐いた。

「・・・俺は災厄の星の下にでも生まれたのだろうか・・・」
「また大層な物言いだな?」
「大層なものか。想像して見ろ。あの狭い空間で大の男が揃いも揃って目の前で雁首突き合わせて口喧嘩だぞ?鬱陶しいにも程がある。」

一息に捲し立てたガブラスがその様子を思い返したのか、
眉根に深い皺を刻んで再び溜息を吐く。

「取り敢えず-------ここは閉鎖しておこう。少し休め。」
「済まない。・・・ああ、用があったのではないのか?」
「至急では無い。目の下が黒いぞ?」
「・・・まあ、夜通しあれに付き合わされれば。」

(・・・そこまでいけば立派な嫌がらせだな。)

ゴルベーザが内心溜息を吐いている間にガブラスは手で口元を隠し、
欠伸をしてから大まかな防具を外すと、
手近な岩場の陰に腰掛けた。

引き寄せた片足に組んだ腕を乗せ、
そこに顔を埋めるとすぐに静かな寝息が耳に届く。

傍らに畳んで置かれたマントを広げて掛けてやると寝ぼけた声で礼を言われて、
苦笑いをしたゴルベーザは眉間に皺を刻んだままの寝顔に目を細めた。

「ゆっくりと、休むが良い。」

小さな声は、穏やかな寝息と共に広い空間の中に消えて行った。


勇者「・・・マントにああ言う使い方があるとはな。」

幻想「多分出来んの、あいつだけだと思うけどな。」

英雄「チッ、魔人の領域が閉鎖してあった。こじ開けるか。」

幻想「イノセンス連発されっぞ。」

英雄「・・・ああ、あいつならやり得るな。またそこも可愛いのだが。」

幻想「あんだと?」

勇者「お前がそう言う事ばかり言うからガブラスが・・・・・」

以下略。


魔人がすっかり武人の保護者になりました。

年下なのに保護者。

基本的にうちの武人はノーマルです。
ノーマルじゃ無くても混沌の果てに190cm前後の男が集まったら鬱陶しいと思うよ!

魔人もでかいもんね!

あの狭いフィールドに180cm~の男が5人。
悪夢だ(笑)


~後日談~

騎士「兄さん、この間、兄さんの所に行けなかったんだけど?」

魔人「・・・ガブラスがな。色々汲んでくれ。」

騎士「・・・ああ。居るよね、何もしてないのに矢鱈同性に好かれる人。」

魔人「全く、運が悪いとしか言い様の無い話だ。」


魔人のマントの中、どこに繋がっているんでしょうね。

確か4の時にローザを隠した記憶があるのですが。

私はマント版どこでも○アだと思っています。

拍手御礼。PageTop日記と更新予定~。

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