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ジャッジ・ガブラスの災難。

バハムート戦後少ししてから。
ガブラス復活後。

「願いを」の派生っぽい作り。








「・・・・・・・。」

ガブラスは、この日、既に幾度目か数えきれない溜息を吐いた。

今しがた、偶々通りがかった他局の局員にそれはそれは愛想良く挨拶をされて、
面食らったらどこか悪いのかと本気で心配をされた。

それが一度だけの話ならば何かの間違いとか、その局員の機嫌が殊の外良かったのかとか、色々想像できるが、
会う相手会う相手全員が矢鱈楽しそうに、若しくは嬉しそうに挨拶をして来る事に対して既に辟易としていた。

ガブラスは自分で己がそんな取っ付き易いタイプでは無い事は良く分かっているし、
どこの局員もガブラスを見ると畏れたり、萎縮したりするのが当たり前だったのだ。


もう一度溜息を吐いて、兜の中に籠もった空気を振り払う様に軽く頭を振ったガブラスは重々しい扉に手を掛けた。

極一部の関係者しか知らない事だが、
ガブラスが局に入るのは実は数ヶ月ぶりである。

バハムート戦後、死にかけたガブラスはドラクロア研究所の奥で密かに治療を受けていた。
しかし局に穴を開ける訳にもいかず、代わりに双子の兄、バッシュに勤めて貰っていたのだ。

それは双子の他はヴェインとラーサーとシド、あとはドレイス、ギース、ベルガ、ザルガバースの7人のみしか知らない極秘中の極秘で、9局の局員ですら長が一時的とはいえ代わったとは知らない。

そして目出度く今日、復職したわけだが。

自室を出てから局に着くまで幾度嘆息した事か。

「ガブラス!」
「・・・どうした?」

名を呼ばれた方を向けば、ドレイスとギース、ベルガ、ザルガバースの4人が立っていた。

彼らに倣って兜を外したガブラスに、ドレイスは駆け寄った。

「今日からだな?」
「ああ。」
「体調は?」
「問題無い。」

ガブラスの返答に頷いたドレイスが嬉しそうに笑う。

「もし、少しでも具合が悪いと思ったら呼んでくれ。」
「無理が利く歳でもないしな。」
「ギースが言うと説得力あるよなあ。」
「やかましい。」

脛を狙って蹴飛ばそうとしたギースに、
にやにやと笑うベルガが飛び退く。

そんな2人にザルガバースが苦笑いをして肩を竦める。

「・・・・・ザルガバース。局員達の様子がおかしくないか?」
「・・・そうか?私は普段通りだと思うが。」

一応問うてみるが、
ザルガバースは怪訝そうに首を傾げるだけだ。

ドレイスやベルガに意見を求めてもやはり首を傾げただけでガブラスの違和感を払拭してくれる応えは無い。

「ガブラス、どうおかしいのだ?」
「・・・どうと言われても上手く言えないのだが・・・皆、妙に愛想が良いと言うか、気さくと言うか・・・。」

不安げなガブラスの言葉に何か気付いた様子のギースが掌を拳で打つ。

矢張り何かしら思い至ったらしいザルガバースが露骨に顔を逸らした時点でガブラスは眉根を刻んだ。

「ローゼンバーグは愛想も面倒見も良い男だったからな。」
「わかった。もう良い。」

嫌な笑みを浮かべるギースに即答して、
ガブラスは据わった目元を兜を被る事で隠した。

9局へ入ろうと再度ドアに手を掛けたガブラスは、
僅かに引っ張られる感覚に振り向いた。

見ればドレイスがマントの端を握っている。

「?どうした?」

問うてもドレイスは俯いていて何も言わない。

しかし暫しの間を開けてから、
思い切ったように顔を上げた。

「お帰り、ガブラス。」
「・・・・ただいま。」

ほんの少しだけ照れくさそうにガブラスが応えると、
ドレイスは嬉しげに笑んだ。


兄さん、仕事中はちゃんとガブラスの振りをしましたよ?

オフの時は知りませんけど。

・・・まあそう言う事ですw

ノアの中にはきっと「ガブラス像」ってのがあって、
「ガブラス」は”こう在るべき”みたいな拘りがあるんだと。

ガブラスも面倒見が悪いわけではないと思いますよ。
ただ、やっぱり近寄り難い雰囲気あるかと。

まあうちのノアは人見知りが激しい人なので、
あんまり喋り慣れない人に気さくに声掛けられても引いちゃうから困るわけです。
相手に気まずい思いをさせてくない生真面目さんなのですよ。

実はこれ、記事番号が300番台で、ベースは大分前に書いた話です。
毎日、その日に書いている日記が既に4ケタだからどんだけ昔に書いたんだ、と(笑)

「願いを」に入れようかと思ったのですが、
まあ単体で書いても良いかな・・・ってふと思った。

兄が代理に入ってからの9局の様子。
なんか最近局長の愛想良くないか?→あ、それ俺も思った!→あの人、バハムートに行ってたんだろ?→マジで!?激戦地じゃん!!→わかった!その時にどっかぶつけて打ち所が悪かったんだ!!→成程ー!!

・・・な感じ。

ガブ「ちょっとダルマスカへ行って来る。」

ザル「・・・穏便にな?」

ガブ「殺さなければ問題無かろう?」

ザル「穏便に、な?」←念押し

幻想×武人小ネタ ~それは愚問です~PageTop日記と更新予定~。

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