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旅人×武人<1>

タイトル思いつかないんでカップリングで。
・・・ってかこの組み合わせも微妙・・・。
需要あるのか??

「似合う?」
「・・・・・・・・。」

バッツがにこやかに手を振る。
見慣れないアナザースタイルに唖然としているガブラスを笑って、
バッツは片膝を立てて座っているガブラスの隣に胡坐をかいて座った。

濃茶色だった髪は銀髪に。
涼やかでシンプルな印象が強かった服は随分と派手になって、
ノーマルスタイルとは真逆の配色に感じた。
それに平素の子供っぽさというか、無邪気さが鳴りを潜めた様な感じがした。

「ノーマルのは洗濯中でさ。こっちもカッコいいだろ?オレ。」
「・・・馬鹿馬鹿しい。」

冷たくあしらってもバッツに堪えた様子は無い。
最初からこの調子だったのだ。互いに。


バッツが初めてこの混沌の果てに来たのは偶然だった。
どこか別の場所へ移動しようと思って、失敗したらしい。

原理はわからないが空間から空間への移動は本人の意思が一番尊重される様だった。
少なくともガブラスは経験上、そう感じていた。

しかし不確定要素は確かにあって、
何かの拍子にその不確定要素に引っ掛かると、
予想していた場所とは違う場所に出たりとか
ドツボに嵌まれば延々予想外の場所に出続けた挙句に帰り道すらわからなくなる事もある。

ガブラスはそこまで嵌まった事は無いが、
ジェクトがいつだったか嵌まったと笑いながら話してくれた。
彼のことだからその”ドツボ”も楽しんだのだろう。


そうして迷い込んで来たバッツは物怖じする様子も無く
明らかに警戒しているガブラスに挨拶と簡単な自己紹介とをして、
急いでいるからと去って行った。

それきりだと思った。
否。
それも思わなかった。
ただ、迷い込んできた者が通りがかっただけなのだ。
何の感慨も感情の変化も無かった。

しかし数日後、迷子の旅人は再びこの空間を訪れた。
しかも今度は自分の意思で来たと言う。

なんでこんな場所にいるのかだとか、
何をしているのだとか、
どっち側なのかだとか散々聞いた末に
”あんた、誰?”と言われた。

それからバッツは何かにつけてここへ来るようになった。
他愛も無い、しかし毎度内容の違う話を手土産に
気が済むまで過ごして、気が済んだら帰って行く。

今日も今日とて何が面白いのかガブラスの腕や脚を無遠慮に触れて
筋肉の感触を楽しんでいるらしい。

ガブラスはあまりべたべたと触れられる事は好きではない。

しかし気の多いバッツには好きにさせておくのが一番効果があることも学んでいた。
逆立ちしても年相応には見えないこの青年は、
下手に抗ったり嫌がったりすると悪乗りするのだ。

放っておけばすぐに別の事に興味を持つのだからそれまでの辛抱だと思えば
別段苦になる程でもなかった。
そう思う程度にはこの環境に慣れたらしい。

それに、バッツの気持ちもわからなくもない。
戦いに身を置く者にしては華奢な体格にコンプレックスを感じているのだ。

以前、筋肉など付いていれば良いというものではない。
実用性があってこそ意味のあるものだと言ったら、
それは持てる者の言い分だと拗ねられた。

ガブラスの言葉は間違ってはいない。
細身でも、バッツは鉄板の様なバスタードソードを片手で軽々と振り回して戦うのだ。
それだけ腕力があるのなら充分では無いのだろうか。

それは口から出る事は無かったが、
後でその指摘が的を得ているからこそバッツがいじけたのだと気付いたのは
彼が帰ってからだった。
所謂”図星”と言うやつである。

→<2>


続くんかい・・・!
アナバツはノーマルよりおっかない感じがします。
無邪気は無邪気なんだけど、”子供っぽい”とは違って、
平気で虫を捻り潰せる"子供”そのものの無邪気さと言うのか・・・
自分で何書いてるかわからなくなった!!

エンディングを見て思った。PageTop初鍵つき。

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