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愚者は高らかに嗤う<4>

<3>の続き。

キリが無いので終わらせてしまえ。
・・・な理由で最終話。




「そう言えば首、本当に大丈夫か?」
「?思いの外心配性だな?それほど気になるなら自分の目で見て見れば良い。」
「では失礼する。」

断って、向けられた首筋を見ながら襟を下ろす。

「・・・ガブラス。」
「うん?」
「これは大事無いとは言わない。」
「そうか?」

些か間の抜けた返答にベルガは嘆息した。

赤黒い跡が矢鱈はっきりとしているのは日に晒される機会の少ない肌が白いばかりでは無いだろう。

「丁度今が一番濃く色が出る時期なんじゃないのか?」
「それにしたってまんま俺の手の形だぞ?」
「傍から見ればわからんさ。」

そう言う問題だろうか。
ちらりと見たガブラスの表情は本当に何とも思っていないらしい。

「痛むか?」
「いや、触らなければ。」
「・・・済まなかった。」

改めて謝罪をするベルガに、ガブラスは苦笑する。

「いつになく殊勝だな?」
「俺の事をなんだと思っているんだ?」

人が折角素直に謝罪をしているのに。

眉を寄せたベルガを、ガブラスは笑った。

その、殊更柔らかい表情に目を奪われて、
そんな自分を自覚して焦って指先の感覚に視線を向ければ、
手は未だガブラスの首筋に触れたままで。

慌てて手を引いたベルガを不思議そうに見ながら襟を正したガブラスに、
ベルガはすっかり冷めてしまった茶を飲んで誤魔化した。

筋張ってはいるが、首筋の綺麗なラインが隠れてしまった事を残念がる自分の頭が理解できない。

(いやいやいやいや、有り得んだろう。幾らなんでも。)

ガブラスは同僚で、同性で、いつかは勝ちたい相手で。

必死で否定する自分と、
こうやって意識して否定する事自体がおかしいだろうと嗤う自分がいる。

「・・・・・・・・・・・・。」
「ベルガ?」

己の手を見つめたまま動かなくなったベルガに、
ガブラスが小さく首を傾げる。

張りのある、しかし仕事中よりも優しい声にベルガは首を振って、
纏まった書類を手にすると、
溜息と共に立ち上がった。


ガブラスさんの声は仕事用とプライベート用で若干違うって事で。

仕事用は意識して低い声を出してます。
オリジナルはバッシュと同じ声。

分かり易く言うとそんな感じ。

プライベート時に双子が口ゲンカをすると周囲が混乱状態に陥る仕組み。


・・・てなわけで色々ガッカリなベルガさんでした。

後で自宅に戻ってから自己嫌悪に陥ったと思われる。

ベル「俺はノーマル俺はノーマル俺は(エンドレス)」

セルフ洗脳中。

ラーサー&ドレイスがね。
怖いもんね。
うっかりバレたら自分の末路がどうなるか見えるもんね。

そもそもあんなに必死な同僚を見ながらの横恋慕は人として如何なものかとベルガさん1人で苦悩。

後でレダスに相談してイタいものを見る目をされると良いよ。
”お前までもか・・・”みたいな。

ベル「大体あいつがあんな無防備なのがいけないんだな。うん。」

ラー「何の話ですか?」

ベル「何でもありません。お構い無く。」←びしっと

ドレ「気になる。」

ベル「気にするな。俺はまともだ。」←即答

ドレ&ラー「?」

日記他。PageTop日記と更新予定。

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声フェチでオッサン好きのヘタレ。
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