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現在過去未来<7>

<6>の続き。

色々手を入れていたらどんどん長く・・・。
いつものことだね!!
でもこれで終わりです。




何年も前に交わした短い会話。
蘇った記憶は同時に甘ったるく気恥ずかしい想いも拾い上げたが、
そんなもの、割り切ってしまえば何て事無い。

「バルフレア。」
「あ?」

振り向いて、バルフレアは驚いた。
てっきりバッシュに声を掛けられたのだと思ったら
遠目に見える男の髪は短い。

「・・・まだ何か言い足りないのかよ?」
「君が教えるべきではないのか?」
「人には向き不向きってもんがあるだろ。俺には向かない。」

肩を竦めて、再び帰ろうとしたその時。

「では君が選んだその道は君に向いていたのか?」

朗々とした声の問いに、
全身が凍りつくかと思った。

まるで油切れのブリキの玩具の様に不自然な動きで再度振り向くと、
ガブラスは真っ直ぐバルフレアを見据えていて。

「あ・・・あんた、あの時の事、覚えてんのかよ?」
「あの後すぐに君がジャッジを辞めてしまったからな。」

ザルガバースが残念がっていたと言う。
しかしバルフレアには今はそんなことどうでも良かった。

奥底に押し込んで、忘れるつもりだった感情が入道雲の様に沸き上がって来る。

踵を返したバルフレアは相変わらず気難しそうな表情を浮かべた男へ向かって行った。

「帝国内に於いて君に賞金が掛かっている事はわかっているな?」
「勿論。あんたも大概仕事熱心だな?」
「いや、今はプライベートだ。ここでどうこう言うつもりは無い。」
「ああ、迂闊に帝国に出入りするなって御忠告?お優しい事で。」

棒読みで立て板に水を流す様に捲し立てたバルフレアはガブラスの目の前に立ち、その手を掴んだ。

驚くガブラスに構わず掴んだままの手を壁に押し付ける。

押し退けようとしたもう一方の手も捕まえて壁に押し付けると、
ガブラスは睨みつけて来た。

「あんた、自業自得だぜ?」
「何が。」
「言わなきゃあんたは覚えていないで話が済んだんだよ。」
「?」

にやりと笑ったバルフレアは僅かに低い位置から見上げる不審そうな顔に満面の笑みを返すと、
何事か言おうとしたのであろう僅かに開いた唇に己のそれを重ねた。

掴んだ手首に緊張が走って、
それきり硬直してしまったのに口の端を更に引き上げる。

「ま、今日はこんなもんだろ。」
「・・・・・・・・・・。」

ガブラスの唇の端をぺろりと舐めて、
バルフレアは離れた。

呆然としているガブラスの瞳を覗き込んでから再び踵を返す。

「・・・・・・っ!」
「忘れるなよ?俺は欲しいものは是が非でも手に入れる主義だ。」
「貴様・・・。」
「それが空賊さね。俺の性に合ってると思わないか?」

地の底を這うような声に口の端を歪めて見せると、
ガブラスは盛大に眉間に皺を寄せた。


良く考えたらアレだね。
ガブラスを名前で呼ぶ習慣があるの、バッシュだけじゃん。
バルフレア目線でノアと書くと妙に違和感あるからガブラスって書いたけど・・・そう言う事か。納得。
でも実際バルフレアが”ノア”って呼んだら嫌がるだろうなあ・・・。
バルフレアは面白がるだろうなあ・・・。

そんなこんなでこの辺からアルシドとの”ガブラス取り合い合戦”に発展するわけです。

ガブ「要らん。」
アル「おやおや、一刀両断ですね。」
バル「ハッ、知った事か。」
アル&バル「なーっ!」←意気投合
ガブ「貴様ら・・・雁首揃えてナルビナにブチ込むぞ。」←青筋
アル「横暴だー。」←棒読み
バル「職権乱用だー。」←棒読み
ガブ「・・・・・・・・。」←青筋×2

日記~。PageTop手直し。

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