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神出鬼没&ワンシーンSS

09/15日11時台、14時台、09/16日07時台「09/15日付日記 多分反動&ワンシーンSS」への拍手、ありがとうございます!

いやあ、ネタってどこで降って湧くか分からないですね。
以前にも同じ様な経験をしていますが、何度経験しても自分で驚く。
すぐメモできる環境だと嬉しいし、思い立った瞬間忘れてしまうと悲しい。


追記はワンシーンSSでございます。
FF12でジャッジマスターの皆様。
描写の中に昆虫が出て来ますので、御注意下さい。












暑い盛りも漸く越えて、庭の散策が気持ち良い時節となった。
偶々休憩が被ったガブラス、ドレイス、ギース、ベルガ、ザルガバースの五人は、示し合わせた訳でもないのに中庭でばったり出会って(尤もガブラスとザルガバースは移動中だった様だ)、何となく、立ち話を始めた。
世間話ではあるが、それぞれ持ち寄った情報が誰かの役に立つ事もあり、井戸端会議も意外と捨てたものではない。

「やはり風邪が流行り出したな。」
「また局員を掻き集める事になるのか?勘弁してくれよ。」
「前回は酷い目に遭ったからな。」

季節の変わり目に伴う急激な気温差は、病魔を運んで来る。
どんなに気を付けていても、病は人を選ばないのが困りものだった。

ベルガが何か喋ろうとした矢先、不意にガブラスが動いた。
他のジャッジマスターに見守られる中、ガブラスはドレイスの肩に軽く触れて、すぐにその手を引いた。
それだけでドレイスは面白い程に赤くなり、それをギースがにやにやと見遣る。

「どうした?」
「虫。」
「!?」

ガブラスの手元を覗き込んだのはザルガバースだ。
ガブラスは単語と共に、抓んだ中型の昆虫を全員の眼前に掲げた。
直後、ドレイスが引き攣り、仰け反った。
残りの四人の視線がドレイスに集まる。

「おやおや、勇猛果敢な局長閣下が虫は苦手かね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ギースの嫌味たらしい言葉にも、ドレイスは動かない。
それでも上半身は限界まで虫から距離を置いていて、ザルガバースは途端に心配になった。
あんな体勢をして、腰を痛めはしないだろうか。
仕事中だから、ドレイスは全身に鎧を纏っているのだ。

一方ドレイスは、生まれて初めてガブラスに近付きたくないと思った。
ガブラスは好きだ。大好きだ。が、彼の持っている”アレ”は大の苦手なのだ。
逃れようともがいているのか、形の良い指の間でわしゃわしゃと足を懸命に動かしている様は、嫌悪感しか齎さない。
しかしそんなドレイスに追い討ちをかけるつもりなのか、にやけたベルガがガブラスから虫を取り上げた。
ガブラスは特に頓着する様子も無く、上げていた手を下ろしただけだった。

「おい、本当に虫が嫌いなのか?お前が?嘘だろう?」
「や、やめろ!」

漸く足が動いたドレイスは、数歩下がった。
つもり、ではなく、ベルガは本当に追い討ちをかけに来た。
下がった分ベルガは近付いて来て、目線の高さの虫も近付く。
ドレイスはまた下がる。
ベルガは更に近付く。
それを何度か繰り返すうちに、ドレイスの背が建物の外壁に当たった。
目線だけで背後を伺って、後が無い事を知ると泣きそうになった。
ベルガは相変わらず虫を突き出して近付いて来る。

「へぇ~っ、お前がねえ。」
「いっ・・・・イィィィィヤァァァァァァァァッ!!」
「!?」

虫は到頭目と鼻の先までやって来た。
絶叫したドレイスはきつく目を瞑り、握りしめた拳を力の限り振り抜いた。
勢いで体勢を崩したが、そのまま一気に駆け出す。

「あっおい、ドレイス!」
「おいベルガ!大丈夫か!?」

ギースの呼び止める声と、ザルガバースの慌てる声が聞こえたが、ドレイスは全力で近くの棟に駆け込んで行ってしまった。

「・・・・・・・・・悪い事をしたな。」
「いや、卿は悪くあるまい。ドレイスの肩に留っていた虫を取ってやっただけだ。」
「こいつは自業自得だな。」

ザルガバースに抱き起こされたベルガの脚を、ギースが軽く蹴る。
ドレイスに顎先を全力で殴り飛ばされたベルガは、昏倒していた。
無論虫はとうに逃げていて、小さく溜息を吐いたガブラスがベルガの背後に回って気付けをする。

「・・・・・・・・・・・・・・・いってェ・・・・あの馬鹿、全力で殴ったぞ。」
「あんな事をするからだ。お前が悪い。」
「普段殴って来るあいつは悪くないのかよ?」
「意趣返しにしても質が悪い。他にやり様があるだろう?」

溜息交じりにザルガバースの言葉に、むくれたベルガが髪に付いた枯れ葉を払い落す。

「でも良いネタを見つけた。暫く使えそうだ。」
「また昏倒させられるぞ。」

けけ、と笑ったギースに、ベルガは顔を歪めて舌を出した。


ドレイスさんはヲトメなので、虫は大の苦手です。
気性がアレなので、虫でも爬虫類でも持って来ーい!なイメージですが、どちらも苦手だと可愛いと思います。
ガブラスが折角見せてくれているんだから見ないと・・・!いやでも・・・!!って壮絶なジレンマに陥ったと思います。
ちなみにギース先生も虫は嫌いです。
言わないだけで。

ガブ(バッシュも)は野山で育った子なので、虫は平気です。毎日捕まえて遊んだと思われ。
ザル兄さんも敢えて捕まえはしないけれど、普通に平気。
ベルガも普通に平気。

ガブ「先程は済まなかった。虫が嫌いとは知らなかったんだ。」

ドレ「卿が悪いんじゃない。気にしないでくれ。・・・・・・・・・・・もう持ってないよな?」

ガブ「大丈夫だ。逃げたよ。」

ドレ「そうか。じゃあベルガにトドメ刺しに行って来る!」

ザル「止めなさい。」

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