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いっしょにいたいから

アンケートに頂戴しました幻想×武人をば。
時系列的には012以前・・・かな・・・。
武人が現役だった頃。

アンケートへの御協力、ありがとうございました!











図々しいこの男は、いつも平気な顔をしてガブラスの領域に入って来る。
当たり前の様に気軽な挨拶をして、十年来の友人でもあるかの様に親しげに、べらべらと喋りながら何時間も居座る。

この男は、ガブラスにとって敵である。
そしてこの男にとってもガブラスは敵なのだ。
その筈である。

「まァた堅ッ苦しい事考えてんだろ?」
「!?」

不意に鼻を抓まれて、ガブラスはジェクトの手を振り払った。
手荒になってしまったが、ジェクトは楽しげに笑っている。

何がそんなに面白いと言うのだ。
ガブラスは胸の中で毒づく。
そして己に問い掛ける。
何故、己は敵であるジェクトを追い出せないのか。

「なァ、俺達んトコに来いよ。お前にゃカオスは合わねェよ。」
「馬鹿な事を。俺がコスモスの柄か。」

真面目に応じると、笑いながらジェクトはガブラスの頬にキスをする。
頬から唇に場所が移っても、ガブラスは退ける事が出来ない。
その甘さを知ってしまったからだ。
ジェクトの手が無遠慮にマントや鎧を留める紐を外して行く。
ガブラスは目を伏せた。

(こうして人は堕落して行くのか-----------------)

「ッ!?」

不意に肩口を噛まれて、ガブラスは顔を顰めた。
睨み付けると、ジェクトはガブラスなどより余程不機嫌そうな顔で睨み返して来た。

「こんな時に考え事してんじゃねェよ。」
「・・・・・・ああ、そうだな。」

ガブラスは目を伏せた。
己はコスモスの戦士にはなれない。
こんな様ではカオスの戦士で在り続ける事も許されまい。

溜息を吐きそうになった時、ジェクトが両手で頬を挟んで来た。

「どうせまた要らん事で悩んでんだろ?止めろ止めろ。そんなん無駄だって。少なくとも今考える事じゃねえ。」
「-------------------お前が死ねば悩まずに済むだろうな。」
「お前の腹の上で死ねるなら本望だぜ?」

目を眇めたガブラスに、にやりと笑ったジェクトはキスをした。


武人があまりに根暗なので、どうしたものかと思いました。
でも、根明な武人も気味が悪いので、これで良いと思いました。

武人のテンションが高い時は発熱が疑われます。
・・・テンション高い武人てのも想像つかない(笑)





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