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桃太郎<6>

拍手文入れ替えに伴い12月用を格納しました。











そんなこんなで、桃太郎は猿と雉と犬とを連れて鬼が島を目指しました。

「なあなあ桃太郎?」
「うん?何だい?」
「何で鬼が島の鬼を退治したいとか思ったわけ?お前、まだ子供だろ?」

猿の問いに桃太郎は目を瞬かせ、それから苦笑いを浮かべました。

「鬼は人々を襲い、宝を奪った。それを鬼が島に貯め込んでいると言う話だから少し貰って帰っておじいさんとおばあさん達の暮らしの足しにしたいんだ。」
「おぉーっ。」
「じじばば孝行だなあ、お前。」
「・・・・・・・・・・・・。」

感心し、拍手する猿と雉を横目に犬は複雑な表情を浮かべています。
ものは言い様ですが、要するに鬼の宝を横取りしようと言う話です。

諌めてやろうかとも思いましたが、犬は伸ばしかけた手を引っ込めました。
生憎、そこまでしてやる義理はない。
それが率直な犬の感想だったのでした。


「こ・・・ここが鬼が島か・・・!」
「おぉー、たっけェ門だなあ。」
「ちょっとオレが様子見て来てやるよ。」
「頼んだよ雉くん。」

桃太郎の言葉を受けるなり、雉はひらりと巨大な門を飛び越えて、周囲を見回しました。

「オッケー。」
「良し、俺が鍵、開けてやるよ。」

雉のゴーサインを受けて猿がするすると門を登り、身軽にその内側へと飛び降りました。

がこん。

重々しい音を立てて閂が引き抜かれ、門はゆっくりと開け放たれました。


ところで「閂」と言う字が実に秀逸で惚れ惚れするレベルです。
だって門に横一本。確かに「かんぬき」かかっとる・・・!
でも何で門の鍵を「かんぬき」と呼ぶのかは分からないので覚えていたら調べようかな・・・。

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