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ジャッジハウゼンの憂鬱<1>

こうなったら全キャラで憂鬱話を書けば良いと思う。
















「はァァー・・・・。」
「また溜息吐いているのかよ?」

ハウゼンが深い、実に深い溜息を腹の底から吐き出すと、近くに居た同僚が苦笑いをした。

「吐きたくもなるさ。」
「そんな事言ったって仕方ないだろう?無理だって。うちだけでも百人以上居るんだぞ?」

その通りだ。
公安総局は謂わば帝国の歯車で、傍から見れば軍と似た様なものではあるが軍とは全く別格の特殊組織である。
人数は全局合わせても三千人に足らず、軍と比べると圧倒的に少ない。
だが手柄を取り、他の局員を出し抜くには多過ぎるのだ。

ハウゼンも何とか手柄を取り、局長であるジャッジガブラスに名を覚えて貰いたいが、それはハウゼンだけでは無い。
皆が皆向上心に溢れ、その中で名を挙げるには、それこそ生き馬の目を抜く様なものだった。
張り合いはあるが、時にそれは重荷にもなった。

気が付いたらハウゼンは再び溜息を吐いていた。
ハウゼンの気分を落ち込ませている原因は、先立っての任務にある。

グラミス帝の末子、ラーサーが外出するに当たり護衛を任されたのだが、状況を鑑みるに厳めしい鎧を纏ったハウゼンが付いて回るよりも、偶々ラーサーが懇意にした者達に一任した方がラーサーの為になると踏み、その者等の人となりを充分見極めた上で頼んだ。

が、それが大問題に発展したのだ。
当然である。一局員に過ぎぬハウゼンの眼識など、誰が信用しようか。

ハウゼンが報告するや否や、ガブラスはすぐさま呼び出された。
同時にハウゼンは自宅謹慎を命じられ、己の仕出かした事の重大さを知り、浅はかさを悔いる一方でガブラスへの申し訳無さも手伝って食事も喉を通らなくなった。
聞いた話に依ると、ガブラスは局長会議で吊るし上げと言っても過言では無い様な仕打ちを受けたらしい。


ガブラスは味方も多いが敵も多い。
局長達の中には未だガブラスの出自に拘り、隙あらば局長の座から引きずり下ろそうとする輩もいる。
そしてその様な者達の中で、ハウゼンのミスは「大」が付く好機だった。
きっと、連中はここぞとばかりにガブラスを責め立てたに違いない。

もう、死んで詫びるしか無い。
ハウゼンが心に決めた矢先------------------

ハウゼンの謹慎は突然解かれ、処分そのものも不問とされた。

わけがわからなかった。
通達を届けに来た局員に理由を聞いてもはぐらかされるばかりで、兎に角明日から来いとしか言わない。

そして恐る恐る出勤しても、ハウゼンに対して特に何か言う者は居なかった。
普通に挨拶を交わして、何事も無く仕事をして、当たり前の一日が終わった。

ハウゼンはどうしたら良いのか分からなくなった。
兎に角ガブラスに謝ろうと思ったが、ハウゼンの復帰と入れ違いで多忙な局長は出張してしまった。


数日経って、ハウゼンは”風の噂”で例の件についてガブラスその人から箝口令が敷かれている事だけを知った。
一番最初に出たのが箝口令だったから、それ以上は知り様が無かった。
この時ばかりはハウゼンも九局の団結力の強さを恨んだものだ。

こうなったら、ガブラス本人に事の次第を問い質すしかない。
意を決したハウゼンは、今まで以上に仕事に励みながらガブラスが戻って来るのを待ち続けた。


そして----------------------


何となくボンヤリしていたら突然降って沸いた脳内ハウゼン祭り。
セリフ回しとか性格とか所属とか、全部私の捏造ですので騙されたらいけません。

ガブラスはハウゼンだけでなくて、局員全員の名前や個性をきちんと分かっていたら良いな、と言う妄想。

再起動PageTopやっちまった・・・

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