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君と2人で <前>

ドレイス×ガブラス(笑)

帝国で舞踏会が行われたらしいです。

政民て、所謂上流階級だから、そう言うの好きそうだな・・・っていうか
ありそうだなと思いまして。
俗に言う社交界?

時代背景はレックス編、本編が始まるよりも前かと。
・・・長いので前後編。

きっちりと着こなされたスリーピースのフォーマルは
均整の取れた長身に良く似合っていて、
優雅な振る舞いで周囲を固める老若男女の1人1人に丁寧に応対し、時には握手を交わす。
8割が仕事や皇帝の関係者だから、無碍にも出来ないのだろう。

その様子を見て、ドレイスは目を細めた。
自分へ用のある者への応対は一頻り済ませたが、有益なものなどどこにもなく、
徒労感ばかりが積もった気がする。

数少ない女性軍人だからと毎年強制参加を命じられ、
そのせいで舞踏会前後は仕事が積みに積まれてドレイスの機嫌は果てしなく底辺を彷徨うのが定例となっていたが、
今年ばかりは違った。

18ある局の中でも特に職務内容が多く、年に数度行われる皇帝主催の舞踏会にも滅多に参加しない(と言うかできない)9局局長、ジャッジ・ガブラスが出席しているのだ。

・・・と言ってもガブラスもドレイス同様自主的に参加したわけではなく、
参加者を選抜するくじ引き(ドレイス以外の局長達は毎度くじ引きによる選抜で数人参加させられる)
の場に偶々居合わせたせいで、ふざけ半分でベルガにくじ引きを強いられたらしい。

薦めたベルガも、見守る他のジャッジマスター達もまさかガブラスが”当たり”を引き当てるとは思わず、
彼の選んだ細長い紙片の先が、赤く塗りつぶされていたのを本人よりも先に確認したギースが大笑いをした・・・
なんて話をベルガから聞いた時は、話の前半の時点では”多忙を極めるガブラスになんて事を!”
と怒りが先立って、ベルガを殴ってしまったが、
最後まで聞いてみると小躍りしたくなるほど嬉しくなって、しかし局長たる者、その様な無様な真似をするわけにもいかず、取り敢えずベルガをもう一度殴って心を落ち着かせた。

結局ガブラスは舞踏会開始時間直前まで9局に詰め、
明日以降も通常職務とは別に今日片付けられなかった仕事に追われるのだろう。

「ドレイス。」
「え?あ・・・ガ・・・ガブラス。挨拶は済んだのか?」
「一通り。卿も散々な目に遭ったようだな。」
軽く溜息を吐くガブラスにドレイスは苦笑いをして返した。

ドレイスもガブラスも人の多いダンスホールは避けて隅に居たのに、
ここぞとばかりに帝国の軍関係者は勿論、他国の要人達が天下のジャッジマスターと縁を作りたいと
下心を見え隠れさせながら年若い己の娘だの、
着飾ってはいるものの到底堅気には見えない妙に色気の溢れる女性だのを連れて
下らない世間話を前面に、傍目には呆れる他ない野心を胸にガブラスに近付く様は何度見ても不愉快だった。

とは言え、1番不快な思いをしているのはガブラス本人なのだ。
ドレイスがとやかく言う事では無い。

「済まないが、暫く行動を共にしてもらっても構わないだろうか。」
「・・・・私がか?」
「先程からパートナーにと次々女性を薦められるのだが、そう言うのはどうも苦手で・・・。
 迷惑だろうが、頼めないか?」

迷惑どころか、願ってもない事だった。
にやけてしまいそうな顔を引き締めて、目を閉じて、深い深呼吸を1つ。

「私で良ければ。」
「ありがとう。助かる。」
ただ礼を言われただけなのが、こんなに嬉しいなんて。
彼にクジを薦めたベルガに菓子折を送りたいほどだった。

<後>に続く


うちのドレイスさん、喜怒哀楽どの感情に該当しても同期のベルガさんを矢鱈殴ります。どつきます。はたきます。
・・・なんでしょうね、同期のよしみ?

ところでアルティマニアΩに掲載されているドレイスの武器、どう見ても撲殺以外に使えなさそうなんですけど。

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