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桃太郎<5>

拍手文入れ替えに伴い、10月用を格納しました。
また、11月は更新できず、申し訳ありませんでした。








「犬ーーーーーーーーーッ!!」
「あ!居た!犬居た!!」
「!?」

叫びながら走って行く雉と猿を追い掛けて行くうちに、桃太郎は矢鱈でかい建造物を登っている事に気が付きました。
広い艦橋に出ると、そこに腰掛けていた男が雉と猿の剣幕に驚いています。

「なんだ貴様ら!?」
「犬と言えばこいつだろ!」
「自分の事犬って連呼してるし!」
「「は?」」

男と桃太郎の声がタイミング良く重なりました。

「待ってよ二人とも!ガブラスは鬼役--------------------」
「イエーッ!犬捕まえた!」
「良し、きび団子食わせて仲間にするぞ!」
「要らんわ!!」
「何で抵抗するんだよ。良しバッツ、羽交い絞めだ!」
「イエッサー!」

桃太郎の話など誰も聞いていません。
なんだか淋しくなった桃太郎は、溜息を一つ吐いて、事の成り行きに任せる事にしました。


「大体あなた、鬼役なのになんでバハムートにいたわけ?」
「こんな下らん茶番に付き合わねばならん理由なぞ無いからだ。」
「気持ちは分かるけどさあ・・・。」

ぼやいた桃太郎は、相変わらずテンションの高い雉と猿の背中を見ながら急遽犬役に割り当てられたガブラスと街道を歩いていました。

あの後、ガブラスは無理矢理口にきび団子を突っ込まれて不機嫌の極致でしたが、
なんだかんだ言ってついて来てくれる辺り、気は優しい様です。

ふと気になって、桃太郎は猿に声を掛けました。

「そう言えば本来の犬の人は誰だったわけ?」
「ん?スコール。」
「鬼役に回ってもらったから問題無し!」
「そう言う問題かなあ・・・。」

桃太郎がもう一度ぼやくと、慰める様に犬が頭を撫でてくれました。
その手が優しくて、桃太郎はおばあさん達を思い出して心がほっこりと温かくなりました。


武人は年下には甘くなってしまう模様。
年下が大挙して行ったら手も足も出なくなってしまうに違いない。

この話が書きたくて武人をわんこ担当にしました(キリッ

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