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桃太郎<4>

拍手文入れ替えに伴い9月用を格納~。












おじいさんの家を出た桃太郎は、取り敢えず街道を進みました。
大きな街道なら沢山の人が集まって、鬼の集まる鬼が島の情報も得られやすいと思ったのです。

そんな桃太郎の目の前に雉がよろよろと通り掛かりました。

「あー・・・・腹減ったァ・・・・・。何もリアルに飯抜きにしなくたって良いだろうになー・・・。」
「いきなり出て来て分かり易いアピールだね。」
「おっ、お前、食い物持ってるだろ!なあちょっとくれよ。今にもお腹と背中がくっつんこして死にそうなんだ。」

死にそうな割には無駄な動きが多い上に矢鱈はきはきと喋る雉に、桃太郎は背負っていたきび団子を下ろしました。

「いっぱいあるから好きなだけ食べて良いよ。その代り、僕はこれから鬼が島へ鬼退治に行こうと思う。手伝ってくれるかい?」
「サンキュー!わお超美味ェ!」
「人の話を聞いてよ・・・・・。」

両手にきび団子を掴んだ雉は次から次へと口へ放り込んで行きます。
只管食べた雉は、満足げに膨れた腹を叩きました。

「あ、オレ、のバッツってんだ。よろしくな!」
「それより僕の話を聞いていたの?」
「あー聞いてた聞いてた。大体だけど。いいぜ、団子の礼だ!好きに使ってくれよな!」

爽やかに言われた桃太郎はきび団子が大量に入った風呂敷包みを背負い直しました。


また暫く街道を進むと、今度は猿が行き倒れていました。
桃太郎と雉は顔を合わせましたがスルーするわけにもいきません。
桃太郎は思い切って声を掛けてみる事にしました。

「猿君、どうしたんだい?」
「お腹が減って動けないんだよね。」
「どんだけ食糧難なんだよこの辺の動物は。」
「まあまあ、まだきび団子いっぱい残ってんだから食わせてやれば?」

雉に促されて桃太郎はもう一度包みを下ろしました。


気が済むまできび団子を食べた猿は身軽にその場でくるりと宙返りをしてにっこりと笑いました。

「ごちそーさん!美味かったぜ!」
「それは良かったね。」
「オレ、ジタンってんだ。旅の途中か?供してやるよ。旅は道連れ世は情けってな!」
「あ・・・ありがとう。」

気圧された桃太郎が頷くと、猿はグッ、と立てた親指を突き出しました。


猿と雉はすぐに意気投合して、旅路は思いの外楽しいものになりました。

「さーて、猿と雉が揃ったら残るは・・・・。」
「犬だよな?」
「犬でしょ。」

雉の問いに猿が応じます。
そして同時に互いを指差して、同じタイミングで同じ問いを相手に投げかけました。

「「犬と言えば?」」
「「アイツだー!」」
「「イエーッ!」」

言うなり雉と猿は勢いよく駈け出しました。
驚いたのは全く話が見えない桃太郎です。

「え?どこ行くの?犬って??待ってよ置いて行かないで!」

置いて行かれた桃太郎は慌てて追いかけました。


格納するに当たって訂正しましたが、今回は雉を犬とを何か所か書き間違えて居て、混乱された方もいらっしゃると思います。
失礼致しました。
バッツんは雉です。円錐形の厚紙で作ったくちばしとダンボールで作った羽付けてます。
尻尾が若干クジャクっぽいんだと思います。

大道具とか裏方はみんなで役割分担しながら作ったりメイクしたりしてるんだと。

ベリオさんお願いします。PageTop妄想し放題

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