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お兄ちゃんといっしょ <3>

お兄ちゃんといっしょ<2>続きです。

ちょびっと皇帝×武人っぽい。
マイナー以前にそんなカップリングがあるとは思えない。

それにしても見れば見るほど似ている兄弟だ。
双子だから当たり前なのだが、彼らの知っている双子に一卵性はいなかった。

三バカトリオが面白がってあれこれ話しかけてはバッシュが愛想よく応対する。
ガブラスも一応返事ぐらいはするが、完全にうんざりしていた。

顔立ちは勿論、ちょっとした仕草から喋るタイミングが全く同じと言うのは見ていて面白い。
そうなった場合、必ずガブラスが黙ってバッシュが改めて口を開くのも恐らく互いに染みついた習慣なのだろう。

ただ黙って盛り上がる仲間達を見つめていたスコールが不意に振り向いた。
同時にガブラスもそちらに目をやる。

2人が違和感を感じた直後、目線の先の空間が少しずつ歪み始めた。

「この気配は・・・・。」
「貴様ら、隠れろ。」
「へ?・・・どこに?」←ティーダ

ガンブレードを顕現させようとしたスコールを手で制して、ガブラスはバッシュに玉座の後ろを指差した。

1つ頷いたバッシュが玉座と壁の間に膝を立てて座り、向かいに同じ恰好でバッツに座らせる。
ジタンはバッシュに肩車をしてもらって3人の間にティーダが横向きに収まった。

まるでパズルだがこれ以上入れる隙間は無い。

もとより入る意思は無いと首を振ったスコールに頷き返したガブラスは空間の歪みに足を進めた。
重々しい足音だけが静寂の中に響く。

「ほう、出迎えとは感心だな。」
「相変わらず目出度い頭の様だ。」

嫌味に嫌味を返したガブラスに派手な身なりの男--------皇帝が眉を跳ね上げる。
わざわざ高めに浮いてガブラスを見下していた皇帝は立っているスコールに気付くと目を眇めた。

「コスモスの手駒と慣れ合いか。」
「私にはコスモスもカオスも関係無い。誰と何をしようと貴様にとやかく言われる筋合いは無いな。」
「フン・・・・野良犬めが。」
「嫌味を言いに来ただけなのなら早々に失せろ。」

言葉を重ねる毎にガブラスの放つ殺気が色濃くなる。
最初は”不機嫌そう”程度だったのが今や風も無いのにマントの裾がはためくほどだ。

感情の欠片も無い声に皇帝は一瞬鼻白んだが、
すぐに口の端を歪めると手を伸ばしてガブラスの顎を指で軽く持ち上げた。
一々抵抗するのも馬鹿馬鹿しいと好きにさせていたら化粧を施した顔が至近距離まで近付く。

「フン、主無しでは生きる事すら出来ぬ犬が良くほざく。」
「だが少なくとも貴様は私の主では無い。失せろ。---------次は無いぞ。」
「フ・・・ハハハハハ!それで脅しているつもりか?」

笑いながら、皇帝が空いたままの玉座に近付こうとした。
その目の前に真っ直ぐガブラスの腕が伸びる。

「言ったはずだ。貴様に玉座は似合わんと。」

高らかな哄笑がピタリと止んだ。
ガブラスの後ろ髪を鷲掴みにし、無理矢理上向かせた皇帝は目を細めた。

「好きに吼えていられるのも今のうちだけだ。貴様には私に平伏すしか道は無い。」
「・・・・・・・。」

答えないガブラスを解放した皇帝は徐に姿を消した。
二度と来るなと言いたい所だが、それは流石に大人げ無いので黙っておく。

完全に気配が消えてから、ガブラスは嘆息した。
空間中を満たす程の殺気が一瞬で消える。

「もう出てきても良いぞ。」
「あ、うん。・・・・ごめん、無理。いたたたたた。」
「?」

兄の弱々しい声にガブラスが振り向くと、スコールが明らかに呆れた顔をして一点を見つめていた。
その視線の先にある玉座の後ろを覗き込み、ガブラスは目を見開いた。

元々4人も入れるほどの広さは無い場所に無理矢理詰め込んだものだから全員手なり足なりが痺れてしまったらしい。

取り敢えずスコールと手分けをして順次引き摺りだしたが、暫く4人は悶絶していた。

特にジタンとティーダ(の半分)を乗せていたバッシュは重傷で、少し動いては自滅している。

回復するまでそれぞれが地面に這いつくばって唸っていた。

→<4>


皇帝は1人でも多くの手駒が欲しい。
でも武人も頑固。

武人が思い切り殺気立ったのは隠れていた面々の気配を打ち消す為です。
勿論皇帝に対する威嚇もありますが。
バレると色々面倒になりそうだから。

私はこの話をどうしたいのか。
ギャグにしたいのかシリアスにしたいのか・・・。

タイトル、思いつきません。PageTop君と2人で <後>

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