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Candy

幻想×武人

前提→現パロで幻想と武人が夫婦(笑)。いないけど夢想が息子。
武人は煙草を喫います。
























「うぉッ・・・・・!?」

自宅に帰ったジェクトは玄関を上がるなり仰け反った。

リビングでガブラスがソファに座っていたのだ。

否。
自宅で彼が座っている事は別段珍しい事では無い。

何に驚いたのかと言うと、彼は何故か棒付きのキャンディーを銜えているのだ。
しかも大層不機嫌な様子で。


ガブラスだって人間だ。
不機嫌な日もあろう。

だが、今日の不機嫌さは桁が違う。

どのぐらい違うかと言うと、黒いオーラがリビング中に立ち込めているのではないかと錯覚するほどである。


「た・・・・ただいま・・・・?」
「お帰り。」

条件反射で顔色を窺うように声を掛けると、
短くだが一応挨拶を返して貰えた。

無視されなかった辺り、彼が不機嫌なのはジェクトのせいでは無い様だ。

「珍しいな、お前が甘いもん食ってるなんて。」
「・・・・・・・・・・・・・。」

不意に黙り込んだガブラスにジェクトは引き攣る。

どうやら地雷を踏んでしまったらしい。

「ガ・・・ガブラスさん・・・?」

様子を伺いながらそっと隣に腰掛けてもガブラスは逃げたりはしなかった。

ただ、露骨に顔を背けられてしまったが。

「ガーランドがキャンディは口寂しさを紛らわしてくれると教えてくれた。」
「あ?口寂しさ?」
「甘くて苛ついただけだったがな。」

ぼそりと呟かれた言葉にジェクトはある事に気付く。

ガブラスが今日は煙草を喫っていない。

ヘビースモーカー程では無いが、その一歩手前ぐらいの依存度を持つガブラスが今日は一本も喫っていないのだ。

「なんだ?禁煙始めたのか?」
「マティウスと賭けをしたんだ。何日禁煙出来るか。」
「ふーん・・・。」

マティウスはジェクトとガブラスとの共通の飲み仲間だ。

矢鱈プライドが高い上に嫌味が服を着ている様な男だが、話してみると意外に面白い。
ガブラス同様結構な愛煙家でもある。

「賭けをするからには負けたくない。」
「まあお前、負けず嫌いだしな。・・・にしてもキャンディ以外にもあんだろ?禁煙グッズが。」
「如何にも禁煙を謳っている様な品は逆にストレスが溜まる。」
「んな事言ったって普段甘いもん食わねえ奴がキャンディ食ったってストレス溜まんだろうが。」
「銜えていれば少しは違うと思ったんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

言葉の応酬を重ねていくうちに、珍しくジェクトは溜息を吐きたくなった。

溜息と言うとガブラスの専売特許の様なものだが、
ジェクトにだって吐きたくなる時はある。

「あのなあ・・・・・・。」
「おい、----------------------!?」

ガブラスの口からキャンディを抜いて取り上げたジェクトは、代わりと言わんばかりにキスをした。

滲み付いた煙草の匂いとキャンディの甘い香りに苦笑いが浮かぶ。

「口寂しいんだろ?」
「馬鹿か・・・・・・。」

ガブラスは目許を覆って俯いてしまったが、頬が赤らんでいるのをジェクトは見逃さなかった。


溜息吐きつつもとーちゃんは色々悩んだ末にキャンディ銜えてみた嫁に萌えていたに違いない。

私は喫煙しませんが禁煙は中々に難しい様ですね。
煙草は脳細胞に影響を及ぼすとか前にテレビで言ってた。
で、喫い慣れると脳細胞が煙草を欲するようになるから止めにくいんだ・・・とかなんとか。


幻想「ちなみに何賭けたん?」

武人「次の飲み代。」

幻想「あー・・・結構高ェな・・・。」

武人「勝つから問題無い。」

幻想「その根拠は?」

武人「あいつは堪え性が無い。」

幻想「・・・・・・んだな。」

みんな大酒飲み!!

ちなみにガーさんは御近所さん。


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