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赤ずきんちゃん<3>

拍手文を入れ換えたので12月用を格納しました。




















そして。

「一週間分の食料が・・・。」
「ガーッwww」
「痛っ!?」

オオカミが抱えていた食材は、オオカミの手で数々の料理に仕上げられては赤ずきんちゃんのお腹に収まり、
デザートにうさぎちゃんの形に切った林檎まで出して貰った赤ずきんちゃんはすっかり御満悦でオオカミに頬擦りをしました。

ただ、赤ずきんちゃんの顔には角が生えているのでオオカミは迷惑そうです。

お母さんはオオカミは怖いと言っていたけれど、
このオオカミはなんて優しいのでしょう。

きっとオオカミと一口に言っても、色々なオオカミが居るに違いありません。

「お前、こんな所で何を?」
「ガー。」
「ふーん・・・おばあさんの家に行きたいのなら街道を通れよ。なんだってこんな森の奥に。」
「ガー。」

赤ずきんちゃんが素直に事情を話すと、オオカミは困った様に眉を寄せて街道のある方角を指差します。

「ガー」しか言わないのに話が通じるんだ?とか細かい事は気にしない。

「この辺は獣が多くて狩人達が遠慮無く鉄砲だの弓矢だのを射ちまくっているから流れ弾に当たったら悲惨だぞ?早く街道に戻れ。」
「ガー・・・・。」

戻れと言われても、赤ずきんちゃんにはもう街道の場所は分かりません。

すっかり消沈してしまった赤ずきんちゃんに溜息を吐いたオオカミは、
腰掛けていた切り株から立ち上がりました。

「じゃあ俺が街道まで連れて行ってやるから、そこから先は自分で行けよ?」
「ガーwww」

中天に上がった太陽をちらりと見て、オオカミは眉を寄せました。
この後は暮れる一方で、光の届きにくい森の中は他よりも早く日が無くなってしまいます。

「早く行かないときっとおばあさんが心配して・・・え?」
「ガーッ!」

赤ずきんちゃんを振り返りかけたオオカミは、
不意に体が浮いた感覚に目を見開きました。

「ガー!」
「何・・・ギャーーーーーーーーッ!!」

足元を見たら確かに足は地面から離れています。

赤ずきんちゃんの小脇に抱えられたのだと気付いたオオカミは、猛ダッシュを始めた赤ずきんちゃんに連れて行かれてしまいました。


赤ずきんちゃんはパワフル。

ちなみに狩人は沢山います。

日記~。PageTop日記~。

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