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対極

アルシドとヴェインでガブさん取り合いって、絶対他で見ないよね。
そして需要も無いよね。

・・・・・・・・・・・・・。

自分で言ってて悲しいとか言わないですとも・・・(遠い目)


あ、バハムート戦後です。
全員御存命です。





















昼食を終えて、執務室へ戻ろうとしたヴェインは廊下でばったりアルシドと会った。

曲がり角を曲がったら目の前に居たのだ。

アルシドはラーサーとは懇意にしている様だが、
硬派なヴェインとは相性が悪く、偶に皇帝宮で見掛けても互いに私的に言葉を交わす事など先ず無い。

一応国同士の付き合いもあるから会釈ぐらいはするが、
ほぼ素通りしようとしたら不意に足を止めたアルシドがヴェインを振り返った。

「ねえヴェイン?ガブラスを譲って下さいよ。公安総局には人員が沢山居るじゃないですか。」
「断る。ガブラスに勝る人材は中々居らん。」
「探せば居るんじゃないですか?」
「ならば貴様が探して来い。納得したら考えてやる。」

突然の物言いに即答を返しながら、ヴェインは横目で辛うじてアルシドを視界に収められる程度だけ振り向く。

「ああやだやだ。憑き物が落ちた途端、独占欲全開なんて。」
「なんだと?」

大仰に肩を竦めて首を振ったアルシドを、向き直ったヴェインは睨み付けた。

「だってそうでしょう?他は良くてもガブラスは手放せないって。」
「貴様は何事も色恋を絡めなければ物を語れんのか。」
「誰も色恋なんて言っていませんよ?ま、確かに男の嫉妬は見苦しいですけどね。」
「良い加減にしろ。私がガブラスに拘るのは使い勝手が良いからだ。」
「本当にそれだけ?」

言葉の応酬を重ねるうちに、不意に長身を屈めたアルシドに顔を覗き込まれて、
ヴェインは引き攣る。

それは純粋に不意を衝かれて驚いただけだったが、
アルシドは妙な解釈をしたらしく、にやりと笑った

「当たり前だ。彼奴が居るのと居ないのでは仕事の捗り具合が大分違う。」
「ふうん?」
「女に飽きた貴様と一緒にするな。」

ヴェインの言葉にアルシドは目を瞬いた。

アルシドの手の早さは帝国でも有名である。

だがアルシドは大きく首を振った。

「飽きたわけじゃないですよ?女の子、可愛いじゃないですか。ただ、ガブラスは別ってだけです。」
「別?」
「そう。別。別格と言った方が正しいですかね。」

何か喋る毎に一々大ぶりなモーションを取るのはアルシドの癖なのだろうか。

その辺も全て合わせてヴェインはアルシドが嫌いだった。

この男は兎に角無駄が多いのだ。


これ以上アルシドに構っているのは時間が惜しい上に馬鹿馬鹿しい。

無視を決め込んだヴェインが視線を執務室の方角へ向けた瞬間---------------------

「閣下。お戻りになられましたか。」
「--------------------------------。」
「やあガブラス。」

アルシドの気さくな挨拶を聞きながら、
ヴェインは率直に間の悪い男だと思った。

ガブラスにしてみれば仕事をしに来たのだろうが、
何も今来ずとも執務室で待っていれば良かったのだ。

否。

それは言い掛かりだ。

互いに常に時間に追われる身であり、
ヴェインが戻るまで大人しく待っている暇などガブラスには無く、
ヴェインも案件に依っては休憩時間だろうと休日だろうと構わず報告に来る様平素から言い付けてあるのだ。


アルシドに目礼をしたガブラスは、
次いでヴェインに目配せをした。

小さく頷いて、話は終いだと言わんばかりに踵を返したヴェインを、アルシドが引き留める事は無かった。

ただ、くすり、と小さく笑う気配だけがして、それがまたヴェインの気に障った。



苛立ち紛れに大股で歩くと、
数歩分後ろにガブラスが続いた。

「御珍しいですね、アルシドと立ち話をなさるとは。」
「一方的に絡まれただけだ。」

僅かに背後を振り返ったガブラスに、ヴェインは吐き捨てる様に応じる。

八つ当たりをしている自覚はあるが、
今、囚われていた無駄且つ下らない時間があれば仕事を幾つ片付けられたかと考えると胸糞が悪くなるばかりだ。

「・・・・・閣下、この案件は私が片付けます。今少し、休憩を取られては如何でしょうか?」
「卿は私を甘やかすのが仕事なのか?」

睨み付ける様に振り向いたヴェインに、ガブラスは驚いた様だった。

当たり前だ。
言葉の一々に噛み付いて、これでは駄々を捏ねる子供と変わらない。

「---------------------この所御忙しい様に見受けられましたので。詰めてばかりでは効率も落ちましょう。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ラーサー様とお茶でもなさっては如何ですか?殿下もきっと喜ばれますかと。」

常に根を詰めている様に見える男は、
ヴェインの不機嫌を汲みながら穏やかに言葉を紡いだ。

恐らく、ガブラスは純粋にヴェインを案じているのだ。
少なくともヴェインの知るガブラスは易々と他人に媚を売る様な男では無い。

「・・・・・・・・・そこまで言うのであれば卿も同席せよ。」
「いえ、私は」
「卿も居た方がラーサーも喜ぼう?何も卿が一から十まで請け負う事は無いのだ。」
「・・・・・・・承知致しました。」

ヴェインが周囲を見回すと、近くに居た局員が走って来た。

ガブラス共々席を外す旨を伝えて、さっさとラーサーの部屋に向かう。

喜ぶ弟のあどけない面差しを想像すると、ヴェインのささくれ立った胸の裡は少しだけ穏やかになった。


憑き物=ヴェーネス・・・って事で。

なんでアルシドが知ってるのかは・・・ラーサー様に聞いたんじゃないですかねっ。


ヴェイン兄さんもブラコンだなあ・・・。

何が書きたかったのかと言うと、ガブラスとは仕事以上の付き合いは考えていない兄さんがアルシドにつつかれてちょっとはガブを意識するようになったら良いかなとかなんとかゴニョゴニョ・・・。

中途半端だなあ・・・(遠い目)

実際ガブラスさんは使い勝手が良さそう。


ヴェ「今回、アルシドにごちゃごちゃ言われたおかげで私も思う所が出来た。」

アル「ごちゃごちゃて・・・。」

ヴェ「ガブラスの代理が務まる人材を早急に育成すべきだ。」

アル「じゃあガブラス下さい。」

ヴェ「ならばジャンルを問わずに手広く、満遍無く、且つ完璧に熟せる人材を連れて来い。」

アル「ダルマスカ行って来ま~す」

ウォス「ふざけんなよ?只でさえ忙しいのにこれ以上人手減らされて堪るかっ。バッシュ一人で何人分の仕事が片付くと思ってんだこの野郎。」

バシュ「最近妙に仕事が多いと思ったらそう言う事だったのか・・・。」

アル「だってガブラスに代わる人材と言ったら他に居ないじゃないですか。」

ウォス「あのな、仮にだぞ?バッシュを帝国にやって、ガブラスがロザリアに行って、じゃあダルマスカには誰が来るんだよ?」

アル「それはほら適当に探して・・・」

ウォス「帰れ(;゚皿゚)」

バシュ「私はノアと一緒ならどこでも良いけどね~♪そうか!ダルマスカにノアを呼べば良いんだよ!」

ウォス「ふざけんな。この期に及んで帝国とロザリアを纏めて敵に回すような真似が出来るかッ(;゚皿゚)」

双子+王女殿下の野心野望=国の一つや二つぐらい楽々滅ぼせそう。


日記~。PageTopもしもガブラスとドレイスが結婚したら<14>

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