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中庭

悲喜劇シリーズのちびノア話です。

ちびノア→色々あってガブがチビッ子になったよ!バッシュを父親だと勘違いして懐いているよ!!

誰得??としか言えないこの設定。















駆けるノアを、追いかけて来たバッシュが走りながら身を屈める。

少し無理のある体勢ではあったが、良く鍛えられた腕が華奢な胴に巻き付くと、
すぐにバッシュは背を伸ばしてノアを抱き上げた。

宙に浮いて跳ねた足と、
バッシュの腕を掴んだ小さな手。

締め切った窓は遠く離れた幼子の声を通しはしないが、
満面の笑みを浮かべたノアはきっと歓声を上げているのだろう。

ノアを肩に担ぎ上げたバッシュも楽しげに笑っている。


その様子を見ていたウォースラに気付いたらしいバッシュがノアを担ぎながら階上の窓を指差した。

顔を上げたノアが両手を振る。

肩に腰掛けただけの不安定な体勢なのに、
全く物怖じした様子が見られないのはバッシュに全幅の信頼を置いているからだろう。


軽く手を振り返したウォースラは、
脇に抱えていた紙の束をバッシュに良く見える様に掲げた。

休憩時間中に飛び込んで来た急ぎの仕事だ。

確認した瞬間、バッシュが露骨に眉を寄せたのが遠目にも良く分かってウォースラは鼻で嗤った。


ドクターシドの不可思議・・・否、理解の出来ない人体実験に巻き込まれた末に、
記憶も容姿も時間を遡って幼子と化してしまったガブラス--------------ノア(今はガブラスとしての記憶失っている)をダルマスカで預かる事になったのは、
一言で言えば”大人の事情”であった。


当初、難色を示していたウォースラも最近は慣れたもので、
随分と懐いてくれたノアを愛らしく思ったりもする。

ノアは大層気難しく、しかも内気で、正直な話扱い易い子供では無い。

バッシュが休憩の度にノアと過ごす時間を設けているのは過保護な気がしないでもないが、
幼児にとって、不慣れな土地で身内とも離れて生活をする事が如何にストレスになるかを考えると、文句を言うのも憚れる。

バッシュがノアを出汁に仕事をさぼったりする様な事は無かったし、
ノアもバッシュの邪魔をしない様、大人しくしている姿に否やを唱える者も大分減った。

ウォースラはそれで良いと思う。

とどのつまりはダルマスカの為になれば何でも構わないのだ。


「二人とも随分楽しそうねえ。」
「殿下!」
「うっふっふっ、ネタになるわね。」

突然現れたのはウォースラやバッシュにとっての絶対君主であった。

にやりと笑ったアーシェにウォースラは特大の溜息を吐く。

「人が折角和んでいるのに水を注さないで下さい。」
「あら、言うわね。」
「駄目ですよ、ノアには帝国も絡んでいるんですから。国交問題に発展したらどうするんです。」
「平気に決まってるじゃない。ノアの身柄はダルマスカにあってよ?」

この君主、いざとなれば幼子を盾に取る気である。

うんざりしながらもう一度窓の外に視線を向けると、
事情を察したらしいバッシュがノアを抱えながら苦笑いをしていた。


楽しそうなちびノアの姿がふと浮かんだので一気に書きました。

ちびノアと言うとバッシュとウォス&アーシェ様しか出て来ないので他の面子も出したいなあ・・・。

アルシド出したら楽しそうwww



日記。PageTop日記と更新予定~。

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