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夕日の中で

現パロ幻想×武人

夫婦らしいです。

息子も居るよ!

幻想→オヤジ。プロのスポーツ選手・・・の他に勤まる職があるのか、と。

武人→母さん。専業主夫では無さそうだけれど何をしているかは謎。

夢想→息子。U-18で父と同じ道に。

この設定で話を幾つか書きたい自分がいる。

ネタの有無はさて置いてorz




















「ただいまーっと。」
「ただいま。ティーダ?戻っているのか?」

玄関を開けたジェクトが脱ぎ散らかされた靴を足で退けて、
自分も脱いだまま部屋に上がる。

後に続いたガブラスは荷物を下ろすと思い思いの方向を向いた靴を揃え、
自身は揃えた状態で脱いで置いた荷物をキッチンへと運んだ。

ソファで完全に寝入っているティーダを見たジェクトは思い切り眉を寄せる。

嵩張るペーパー類を棚にしまったジェクトはソファの背凭れ越しにティーダを覗き込んだ。

「こんな所で寝やがって。」
「毛布を持って来てやれ。」
「いらねえよ。言うだろ?馬鹿は風邪引かねえって。」
「お前が言うと説得力があるな。」
「ひっでーの。」

互いに軽口を叩きながら、
動かないジェクトを見てガブラスが毛布を出して来た。

「バカ面晒しやがって。ユウナちゃんが見たら幻滅してフラれるんじゃねえのか?」
「ユウナは平気だろう。付き合いが長いのだし。・・・ファンの子達はがっかりするかもな。」

ティーダの肩口まで毛布を掛けたガブラスが寝顔を見て苦笑いをする。

どうせすぐに蹴落とされてしまうだろうに、
それでも丁寧な所作をジェクトは上機嫌で眺めた。

本人は高校生活を目いっぱい満喫しているだけの様だが、
既にジェクトと同じ道を歩んでいるティーダには数え切れないほどのファンが付いている。

彼の通う高校にもティーダを「見学」しに来る者達が後を絶たず、
教員達の日課にファンを追い払う業務が組み込まれているほどだ。


飽きもせずに息子の寝顔を見ているジェクトに、
笑いたいのを堪えたガブラスはキッチンへ戻った。

「ジェクト。」
「あん?」
「にやけているぞ?」
「はあ!?」

ジェクトの頓狂な声にティーダが呻き声を上げながら寝返りを打つ。

起きるかと思ったが眠りは深い様だ。

「可愛いなら可愛いと言えば良いのに。」
「かっ・・・可愛くなんかねえよ!なんでこいつが可愛いんだよ!?」
「そうか?お前の子供であるのが信じられないほど素直で良い子ではないか。」
「ケッ。馬鹿なだけだろ。」

これ見よがしに悪態を吐いてジェクトは部屋に引っ込んでしまったが、
頬が赤くなっているのをガブラスは見逃さなかった。

全く、難儀な親を持ったものである。

ティーダ自身、かなりの才覚を持っているのに先駆者たるジェクトの存在や影響は大きく、
思春期であることも手伝ってティーダがジェクトを毛嫌いしているのは今に始まった事では無い。

何をやっても「ジェクトの息子だから」で済まされてしまえばティーダとて面白く無かろう。

ティーダの抜群の運動神経すら「ジェクト譲り」だと言われてしまえば終わりなのだ。

加えてジェクトが素直にティーダを認めないものだから口を開けば親子喧嘩になるのも致し方あるまい。

大体騒がしい事を厭うガブラスが若干手荒に間に入る事で喧嘩は収束するが、
何度繰り返してもこの親子は学習をしないらしい。

「・・・・じゃれ合うのも親子ならでは、か・・・。」

独りごちたガブラスは、茶の準備を始めた。


母さん男ですけど・・・とか細かい事を気にしたらいけない。





日記~。PageTop日記と更新予定~。

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