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Perfume<2>

ザルガブ。

前に書いた「Perfume」の続き・・・を突如思いついたので取って付けた<2>。






















ザルガバースが首筋に鼻を寄せると、
ガブラスは擽ったそうに身を捩った。

相も変わらず眉間の皺は刻まれたままだが、
然程機嫌は悪くないらしい。

僅かな表情の変化でそこまでガブラスの機微を読める己に、
ザルガバースは自嘲した。

「-------------移るだろうか?」
「何が?」
「匂いが。」
「?」

主語を省いた言葉に、ガブラスは怪訝そうに小さく首を傾げた。

「こうして傍に居れば、私に君の匂いが移るだろうか?」
「?」
「そうしたら君の気分は幾らか改善されるだろうか?」
「・・・・・だとしても、今度は貴方が匂いに悩まされる様だぞ?」
「私は気にならないよ。」

ザルガバースを思いやる言葉にガブラスの本質を見た気がして、
目を細めて笑んだザルガバースは大麦色の短髪をそっと撫でる。

「移れば良いのにな。」
「相変わらず、気の優しい事だ。」
「君ほどでは無いさ。」

ザルガバースは褒めたつもりだったが、どうやら逆効果を与えてしまったらしい。

ガブラスは自らの心優しい部分を弱さと捉え、
毛嫌いしている節がある事はザルガバースも知っていた。

知ってはいるが、それは残念な事だと思う。

鼻白んだガブラスに内心苦笑いを浮かべつつ、
詫びる気持ちで頬に軽くキスをすると、ガブラスは更に眉を寄せた。

「そうやれば機嫌を取れるとでも?」
「違うよ。私は君の優しさが愛おしいんだ。だから誤解をして欲しくない。」
「-----------------------------、」

頭に浮かんだ言葉の中から選び取ったものを懸命に並べる。

口下手なザルガバースにとってその作業は決して楽なものでは無く、
況してやガブラスの機嫌を直すべく飾り立てる事などどう足掻いても出来はしない。

結局は素直に今の心境を口にするしか無かったわけだが、
驚いた様に目を瞬かせたガブラスは、次の瞬間には真っ赤になった顔を両手で隠してしまった。

「な・・・何を言って・・・。」
「私の、思ったままの気持ちだ。」

言葉を重ねながら片足を長い脚の間に割り込ませる。

上着の裾から差し入れた手で、丹念に鍛え込まれた腹筋をなぞる様に撫でると、
息を詰める気配がした。

顔を隠していた手が咄嗟にザルガバースの腕を掴んだのは、
拒絶では無く、驚いたからだろう。

条件反射の様なものだ。


「気分は?」

先程と同じ問いを耳元で小さく囁く。

一瞬総身を緊張させたガブラスは、熱を帯び始めた目をゆっくりと閉じた。

「・・・・・・・・・・・・悪くない。」


延々書いた割には話が進んでいない不思議。

なんでしょう、この残念クオリティ。

まあこの後はなる様になったんじゃないですか、と。


ザル「君は可愛いなあ。」

ガブ「正気か?熱は無いか??頭を打った覚えは無いか???」

ザル「褒めただけでひどい言われ様だ。」

ガブ「生憎全く嬉しくなくてな。」

ザル「そう言う所もまた愛らしいものだ。」

ガブ「人の話を聞いているか?」



日記~。PageTop日記~。

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