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夏祭り

DFF

浴衣って良いよね・・・。

折角なんで。

あと急ごしらえなんで作りが粗い・・・です・・・。

スンマセン・・・じっくり考えたのと比べても大差ないです・・・orz









「・・・・・・・・なんだこれは。」

イミテーションから手渡された衣装を手に、
ガブラスは問うてから無駄であることを思い出して溜息を吐いた。

イミテーションは耳障りな声を上げる事はあっても、
喋る事はできない。

この世界に喚ばれた戦士達の姿を模した時は言葉らしきものを発するが、
それも結局ベースとなった戦士達の模倣で彼らが自らの意思で言っているわけでは無いのだ。

「おーいガブラスー。」
「・・・・・・・・・。」

紛い物が恭しく下がるのとほぼ同時に現れたのはジェクトだった。

「お前も受け取ったんだろ?」
「今。」
「着せてくれよ。オレ、着方わかんねぇんだ。」
「何を。」
「それ。浴衣。」
「・・・・・・・・・・・。」

ジェクトがガブラスの抱える浴衣と自らのものとを交互に指差す。

暫く無言だったガブラスは溜息と共に自分の浴衣を玉座に置いた。


「合わせ部分を持っていろ。」
「はいはい。」

命令を下したガブラスが帯を手にジェクトの前に膝立ちをする。

余った帯を肩に担いで胴を抱える様に腰に巻き始めると、
ジェクトはどうにも落ち着かなくなって視線を彷徨わせたり、
無駄に居住まいを正したりするも結局そわそわした心持ちが去る事は無かった。

「なんだ。」

手を止めて見上げるガブラスにジェクトは慌てて首を振る

「おい?」
「い・・・いや・・・ホラ、その、なんだ・・・。」
「聞いたのは俺だろう?」

相変わらずガブラスはジェクトを見上げているが、
ジェクトはどうにも落ち着かない。

「なんつーか・・・さ・・・・・。」
「何が。」
「・・・・いいもんだな、って思ってよう・・・・・・・。」
「?」

ジェクトは真っ赤になってしまった顔で天を仰いだ。

惚れに惚れ込んだ相手を、今は直視できない。

「あ!ガブラス見つけたッス!」
「あ?」
「ティーダ。」

脳天気な声が聞こえたと思ったら現れたティーダが大きく手を振っている。

露骨に嫌そうな表情を浮かべたジェクトに気付かず、
帯を結び終えたガブラスは立ち上がった。

ほぼ同時に駆け寄って来たティーダは矢張り脇に浴衣を抱えていた。

「オレのもやって!」
「やってじゃねぇ。」

目の前を素通りしようとしたティーダの襟首を掴んだのはジェクトだった。

「なんだよ?オヤジにゃ頼んでないだろ?」

勢いで足だけ先に出た中途半端な姿勢で見上げた不審げな息子の眼差しに対して、
父親の目つきは険悪を通り越して凶悪だ。

「お前なあ。空気読め。ホント読め。な?」
「何だよ?何怒ってんだよ?あ、ガブラス。後でもう何人か来るから。」
「コスモスには着付けが出来るのが居らんのか?」
「んー・・・居なくは無いんだけど手が足りないから他に行けって言われてさ。カオスも全員着付けできるわけじゃないんだろ?あちこちで結構並んでるみたいだ。」

ジェクトの手を振り払ったティーダがガブラスに浴衣を差し出し、
自分は手早く上着を脱いでしまう。

「そんなわけでヨロシクw」
「・・・・教えてやるから覚えろよ。」
「努力はする。」

全くそんな気の無さそうな返事に、
ガブラスは溜息を吐いた。


「すっげー・・・・。」
「予想外と言うか予想以上と言うか・・・」

障害物らしい障害物の無い秩序の聖域の周囲を取り囲む様に屋台が軒を連ね、
店番と準備をしているのは各地のモーグリだ。

数居るイミテーションは資材を抱えて走ったり、
中央に設えられた塔をに登ってスピーカーを取り付けたりしている。

「言い出したの、誰だろうな?」
「イミテーションが動いている時点でコスモスでは無いだろうな。」
「そっか。・・・・じゃあ誰だ?」
「・・・・・・他に居ないだろう。」

苦虫を纏めて噛み潰したようなガブラスの表情を見て、
ジェクトは合点が行った。

瞬間、目の前に巨大な神が姿を現す。

「来たかガブラス。」
「お前が何をするのも勝手だが俺を巻き込むな、カオス。」

神を見上げたガブラスが毒づく。

「大体なんで祭りなんだよ?」
「やってみたかったから。」
「ソーデスカー・・・・。」

思いの外分かり易い返答を得てジェクトはガッカリした。

「それにな・・・。」
「あ?なんだよ?」

カオスに手招きされて、
ガブラスから離れざるを得なくなったジェクトが不機嫌も露わに先を行くカオスに続く。

「浴衣を着たガブラスは露出度が上がって色っぽいだろう?」
「・・・それは同感。」
「あと。」
「あ?」

カオスの言葉を継いだのは、やはり浴衣を纏ったセフィロスで。

いつ来たのか、とか、似合っているかどうかはこの際誰も触れない。

「浴衣見ると脱がせたくなるよな。」
「・・・それも同感。ってやるなよお前。」
「さあ、どうだろうな・・・クックックッ・・・。」

セフィロスの嫌な笑い声が一部で響く一方、
ガブラスはバッツに声をかけられていた。

バッツの両脇にはスコールとジタンが居る。

「あれー、ガブラス、一人?」
「さっきまでジェクトが居た。」
「暇ならオレらと屋台回ろうぜー。」
「財布は勿論ガブラスで!」
「お前ら、ガブラスの迷惑も考えろ。」

矢鱈高いテンションで意気投合するバッツとジタンをスコールが窘める。

見慣れた光景から目を離してジェクト達の方を見ると、
そちらもそちらでどうやら意気投合している様だった。

「・・・・まあ良いか。」
「やったー!」
「なあなあ、オレ、アンズ飴食べたい!」
「いやいや屋台と言えばまず焼きそばでしょう。」
「おい・・・。」

ガブラスの両脇をがっちり固めたバッツとジタンが意気揚々と歩き出して、
その後を溜息を吐きながらスコールが続いた。


ジェクト+浴衣=ヤのつく自由業の出来上がりw
・・・って思いませんか?私だけですか?そうですか・・・。

ガブラス除く鎧組は当初、鎧の上に浴衣を着てガブラスにドン引きされるって設定でしたw
長くなったので省きましたが。

折角浴衣ネタ書いたのにきっとすっごく可愛らしく似合うであろうティナを出し忘れた・・・!!

ガブラスは多分浴衣が似合うと思う。

セフィロスはきっと似合わないと思う。


幻想「オイ!振り向いたらガブラスいねーじゃん!!」

混沌「ぬう・・・話し込んでいる間に一体どこへ・・・。」

英雄「向こうで小僧どもと歩いているな・・・。・・・斬るか。」

幻想「ストップ。取り敢えず刀にモノ言わせんの止めろやおめェ。」

日記~。PageTop日記と更新予定~。

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