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一寸法師<2>

拍手御礼文を入れ換えたので7月文を格納~。






川に出た一寸法師は頭にかぶっていたおわんを下ろしました。

川の流れに乗れば一気に都まで行けると通りすがりのアリが教えてくれたのです。

「よっこいせ、と。昆虫なのに意外に物知りだったな。」

川におわんを浮かべた一寸法師はすぐに動き出したおわんに慌てて飛び乗りました。

はしをかい代わりにして上手く流れに乗ります。


紆余曲折を経て岸に降り立った一寸法師は、
どこまでも広大な街に目を見張りました。

そこは、一寸法師が憧れた都でした。


改めて身支度を整えた一寸法師は取り敢えず大きなお屋敷を訪れました。

屋敷が大きい=権力者。・・・ならば都の事情に詳しいだろうと踏んだのです。

一寸法師の予想通り、そこは大臣の屋敷でした。

「たのもー!」

何度か呼びかけると、巨大な門が重々しい音を立てて開きます。

「?おかしいな。人の声がした様だったが。」

中から出て来たのはお屋敷に仕える武士でした。

周囲を見回した男は首を傾げて門の中に戻って行きました。

気付いて貰えなかった一寸法師はにやりと笑って門の端に移動してもう一度声を掛けます。

また出て来た男はやはり周囲を見回して首を傾げながら門の中へ戻って行きました。


そんな悪戯を何度か繰り返された後、男は漸く一寸法師に気付きました。

「なんだお前。」
「よ!やっと気付いたか。俺はジェク・・・じゃなくて一寸法師ってんだ!宜しくな!」
「・・・・・ガブラスだ。それで?何の用だ?」

一寸法師を抓み上げたガブラスは掌に乗せて目線の高さまで持ち上げてくれました。

端正な面差を一目で気に入った一寸法師がびし、とガブラスを指差して言いました。

「あんたと働きてェんだけど!」
「・・・姫様の退屈凌ぎぐらいにはなるかもな。」
「あ?姫様って?」
「来ればわかる。」




兵士「通りすがりのアリ・・・。」

夢想「ク・・・クラウド!お気を確かにッス!!」

兵士「アリ・・・・。」

夢想「ほ・・・ホラ!オレなんか出番も無いし!な!?」

英雄「フッフッフッ。まあ然程背があるわけでもないしな。アリぐらいが丁度良いのでは無いか?」

兵士「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

夢想「あんたもわざわざ追い討ちかけに来るなっつーの!」←ビシィッ


私にかかるとシリーズで主役張ったイケメンキャラでも扱いがひどいと言う良い例ですな。

クラウドファンの皆様に土下座。



日記と更新予定~。PageTop日記~。

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