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ガブラス、仕事に追われる。

多分不定期なのだと思われる。








窓から見上げたお空にはぽっかりと大きなまんまるお月様が浮かんでいました。

そう、今日は満月の晩なのです。

でも、セピヨスはあんまり嬉しくありませんでした。


「ただいま・・・。」
「ピヨ!」

玄関が開閉する音と、気の抜けた声に振り返ったセピヨスは、
ダッシュで出迎えに行きました。

天を仰ぐように見上げたガブラスの顔色が良くありません。

それもそのはずです。

この所、ガブラスが帰って来るのは朝日が昇ってからでした。

帰ってセピヨスのごはんだけを作ってまた仕事に行くことなんてザラで、
夜が明けないうちに帰って来たのは何日ぶりの事でしょう。


「ピヨ~・・・・」
「悪い・・・三十分だけ寝かせてくれ・・・。」

心配げなセピヨス横目にガブラスはソファに寝転びました。

「ピヨ・・・。」
「そうしたら・・食事・・・・・」

垂れ下がった手に頭を擦り付けると、
寝息に変わってしまった言葉と共に、
殆ど力の入っていない手がセピヨスを撫でてくれました。

セピヨスは、嬉しい様な、哀しい様な複雑な気分になりました。


ガブラスを踏まない様にソファに上がったセピヨスは、
静かに上下を繰り返す胸の上にそっと乗りました。

ガブラスが少し眉を寄せましたが、起きる気配はありません。

いつもなら即座に叩き落とされてしまいますが、今日はもうそんな余力も無いのです。

それぐらい、疲れているのです。


「ピヨ・・・・」

ぽとりと涙を一粒零したセピヨスは、
そっと、小さく開いた唇にキスをしました。


呪いが解けたセフィロスは大麦色の前髪を掻き上げて額に手を当てました。

冷え切った肌に、ガブラスがまともに食事をしていない事を知って舌打ちが出ました。

セフィロスの気配に気付いたのか、ガブラスが薄く目を開けます。

「馬鹿かお前。」
「・・・・そうか・・・今日は満月だったか・・・。」

うとうとしながら空を見上げたガブラスの目の前に立ったセフィロスは、
長身を屈めると、ぐったりとして動かない背と膝の下に腕を差し入れました。

少し勢いを付けて抱き上げると、
ガブラスが胡乱げに見上げて来ます。

「食事は良い。取り敢えずお前は寝ろ。」
「・・・・・・・・・・・・。」

寝室に向かいながらセフィロスは言いましたが、
返事は既に寝息でした。

ベッドにガブラスを転がしたセフィロスは窓辺に腰掛けました。

月明かりに照らされたガブラスは、
顔色の悪さも手伝ってまるで死体の様でしたが、
規則的に動く胸元と、肩が彼の生命を証明してくれています。

一つ嘆息を吐いて、
窓辺を離れたセフィロスはガブラスがいつも使っているアラームをセットして寝室を出ました。


英雄が紳士だね!!

他に言う事は無いのかと言われるとまあ特にありません。

大丈夫。ちゃんとウラと言うか魂胆があるんで。

まあ朝起きたらびっくりするぐらいお腹が減っていたセピヨスが居たんじゃないでしょうか。

日記~。PageTop日記と更新予定~。

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声フェチでオッサン好きのヘタレ。
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