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冷たい街<前>

立ちくらみを連発した時に思いつきました。
何をやっても立ちくらみって何。
低血圧!!

あ、鉄剤飲んだら改善しました。←貧血持ち
サボったら駄目だね!

それは、一瞬だった。

今の今まで足元に当たり前に広がっていた地面が突然消えて失せ、
身体が否応なくバランスを崩す。

(空間変異・・・・!)

「ガブラス!」
「ジェク・・・・」

大きな手が伸ばされた。
その手を掴もうとした瞬間------------------
辛うじて地面を踏んでいた右足も、広がった真黒い闇の穴へと落ちた。

舌打ちをしたジェクトが、折角地面の残る場所に立っていたのに
穴の中へ飛び込んで来る。

「馬鹿な・・・・!」
「手ェ伸ばせ!ガブラス!!」

がなる様な声に、精一杯伸ばされた手に、応えようと手を伸ばした。

しかし互いの指先が触れるか否かの距離で、
ガブラスは黒い闇に包まれ、更には全身の感覚を奪われ、
そして、何も見えなくなった。


「・・・・ここは・・・・・・・・?」

痛む頭を押さえながら起き上がる。

ぐるりと視界が回ったが、
近くの街灯に寄り掛かって暫し待つと、
それはやがて収まった。

僅かな間を置いて、自分が不意に現れた次元の狭間に落ちた事を思い出す。

秩序の女神が斃れて、意図せぬ空間の歪みが発生する頻度が上がった。
世界の均衡が崩れているのだろうか。

己の装備を確認したガブラスは、周囲を見回した。

整備中の防具一式を己の領域に置いて来たままなのは分かっているが、
身に付けていたはずのカオスブレイドが見当たらない。

(ハイウェイスターはある。・・・ならば盗られた訳では無いか。)

物盗りなら両方持って行くはずだ。
1本では意味が無いのだから。

街灯から身を起こしたガブラスは
曖昧な違和感と共に改めて周囲を見回した。

足元は舗装されている。
空はどんよりと曇っていて、
空気は刺すような冷たさを持っている。

吐く息が白く煙って、天へ上る途中で掻き消えた。

所狭しと林立するビル。
その一階部分の多くはショーウインドウになっていて、
厚着をしたマネキンがポーズを決めていた。

その足元には白い綿が敷き詰められている上に
プレゼントを模したと思しき箱が幾つか置いてある。

(・・・突っ立っていても仕方が無いか。)

ここがどの世界に属しているのか、
誰のフィールドなのか。
取り敢えず現状の把握が最優先だった。

手近なガラス製のドアを押して、建物の中に入る。

広いフロアはカテゴリ毎に分けられた無機物が
一定の間隔で置かれていて、
暖房も効いていた。

フロアを一巡して、出た結論は。

(誰もいない・・・。)

ショーウインドウの中身も、無機物の配置も、
全てが購買意欲を促進させる為に考え抜かれているが、
その肝心の売買をする人の姿も、気配も無かった。

この世界に降り立って、漸く思い至った違和感の正体。

無機物だらけの世界。
有機物は、己しか居ない世界。

ガブラスは、溜息を吐いた。

→<後>


異世界の延長線上の空間の1つって設定で。

ガブ「広そうな世界だ。」
ジェク「Σ (゚Д゚;)うぉおい!俺が居ない事に気付いて!!」

でも武人も幻想と一緒の時は装備をしっかりしていなくても
然程不安じゃないんだよ!

ジェク「取って付けた様なフォローすんな!逆に空しいわ!!」

まあ取って付けたんですけど。

ジェク「(((( ;゚Д゚))) !!」←ベルガポジションになりつつある気がする

日記。PageTop更新予定。

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