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夏の午後

ベルガ×ガブラス。

自給自足。

・・・時々ね、書きたくなるのです。ベルガブ。

なんでか自分でも良く分からない。

バハムート戦役後って事で。

全員生存前提って事で。

他にも捏造すごいですよって事で。










貴重な休日。

如何に空が晴れ渡っていても、
水辺が恋しくなるような気温でも、
仕事から完全に離れられるかと言うと決してそうとは限らず、
ベルガも当たり前の様に持ち帰った仕事と向き合っていた。

公安総局は国の機密に近しい分、
持ち出せる仕事は限られている。

だからと言ってその量は少なくは無く、
休日の半分以上が仕事で潰れる事も少なくない。

そんな良くある休日を過ごしていたベルガはドアをノックされた音に顔を上げた。

時計を見上げれば昼食の時間をとっくに過ぎて、
机の上に残った仕事に視線を移せば溜息が出るほど残っていて。

面倒臭そうに立ち上がったベルガはドアを開けた。


突然開いたドアに驚いていたのはガブラスだった。

軽く仰け反っているのは外開きのドアを避けたからだろう。

だがすぐに気を取り直して体勢を整えると、
厚みのある封筒を目の前に翳す。

「休みの所をすまん。卿のサインが無いと困るものが幾つか出た。」
「・・・・入れ。」

顎で室内を示すと、
ガブラスは脇に退いたベルガの目の前を通り過ぎた。


「まさかそれ全部とは言わんだろうな?」
「いや、一部だ。・・・それでも十枚は超えるか・・・。」

差し出された書類の束を受け取って、
ざっと目を通す。

「卿も休みなのか?」
「いや、終わった所だな。」

応じたガブラスが肩を竦める。

年間の殆どを局に詰めているガブラスの私服姿は珍しかった。

ベルガなど暑さに負けて襟を大きく開けているのに、
ガブラスはきっちり上まで留めている。

それでいて平然として汗一つ掻いていないのだから根本的な作りすら疑ってしまうが、
まさか本人にヒュムかどうかなんて聞けはしない。


何度かサインを繰り返して、
漏れの無い事を確認したベルガは書類を揃えてガブラスに返した。

「悪いな。」
「いや・・・・・。」

ちらりと振り返ったベルガに倣ってベルガの脇から奥を覗いて机の上を見たガブラスが苦笑いをする。

どこに居ても仕事に追われる事に大いに心当たりがあるらしい。

不意にベルガの胸元に目を留めたガブラスは一瞬目を眇めた。

どうしたのかとガブラスの視線を追うと、派手な傷跡が視界に入る。

露出した胸元には、人造破魔石が埋め込まれていた。

「触れても?」
「ああ。」

緊張した面持ちでガブラスがベルガを見上げる。

頷いたベルガに、ガブラスはそっと手を伸ばした。

形の良い指が人造破魔石の表面を撫で、
肌との境を伝う様になぞる。

人造破魔石そのものは力を失ってしまったが、
埋め込まれた周囲の肌は爛れたまま癒える事は無かった。

石の分際で心臓に直接根を張っている為、取り出す事も出来ない。

それが、過ぎた力を手に入れた代償だった。

「・・・・ッ」

生憎ベルガは持ち合わせない繊細な指の動きに思わず息を詰めると、
僅かに手を震わせたガブラスは不安げに見上げて来た。

「痛むか?」
「いや・・・。」
「?」

痛んだわけではない。

だが、言ったところでガブラスには通じまい。

「あれからどれだけの月日が経ったと思っている。今更痛みはしない。」
「だが痕がひどい。」
「見た目だけだ。女では無いのだ。傷が残った所で別に困らん。」

鼻で嗤ったベルガの声を聞きながら、
ガブラスは再度傷に視線を落とす。

「それに自分で撒いた種だ。」
「人造破魔石を開発したのはドクターシドだ。人体実験を試みたのも----------」
「受け入れたのは俺だ。リスクの説明も受けた。それでも俺は人智を超えた力が欲しかったのだ。」

ガブラスを超える力が-----------------


目を伏せたガブラスが手を引く。

しかしそれよりも早くベルガがその手を掴み、
力任せに引っ張ると長身は敢え無くベルガの胸元に飛び込んで来た。

そのまま背を抱え込むとブルーグレイが驚いて大きく見開かれる。

「ローゼンバーグと和解してから警戒心が薄れたのでは無いか?」
「・・・・・そうだろうか?」

ベルガを見上げたガブラスは小さく首を傾げた。

目を瞬いている様子からしてベルガの意図が読めないのだろう。

公安総局に居る時は相変わらず常にピリピリしていて、
近付いただけで冷や汗が出る様な威圧感と存在感を持っているくせに、
仕事が絡まないだけでこの無防備さはどうだ。


苦笑いをしたベルガはガブラスを開放すると、
時計に視線をやった。

「昼食は?」
「いや・・・こう暑くては食べる気が起きん。」
「それで良くジャッジが務まるな・・・。来い。近くに良い店がある。」

言いながら前を留め、財布を掴む。

「仕事の途中では無いのか?」
「煮詰まっていた所だ。気分転換に丁度良い。」

有無を言わさずに部屋を出ると、
溜息を吐いたガブラスは後に続いた。


ベルガはガタイがでかい分、食うと思います。

ガブラスは食べないわけではないけれど、
体調や体格を維持する分しか食べないと思います。

食べる暇があったら仕事したい人。

で、バテ易いので夏は気合と根性で乗り切ります。


ベル「美味かっただろ?」

ガブ「ああ。良い店だった。」

ベル「ドレイスとラーサー様には言うなよ。色々面倒くさいから。」

ガブ「?」

ベル「もう良い。開き直った。」

ガブ「??」

でもドレイスとかラーサー様見かけるとビクッとするに違いない。
条件反射で(笑)

日記~。PageTop日記と更新予定~。

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