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天の川

魔人×武人で七夕。

なんか閃いたんだ・・・。

でもこの話を書く為にフリーバトルやって二人の体格差を調べた。




次元城に七夕用の笹を用意したから短冊を下げに来い、と、
コスモスの面々に半強制的にまっさらな短冊を押し付けられたガブラスは、
その場で握り潰そうとして、
ティナに今にも泣き出してしまいそうな表情で見上げられて、
結局溜息と共に頷いた。


しかし願い事を書けと言われても願いなど無い。

困り果てて、
取り敢えず飾るだけ飾ろうと次元城に向かったのはもう夜半過ぎだった。

既に皆が寝静まっている時間帯の為、ガブラスは装備も纏っていない。

「ゴルベーザ。」
「おお。お主も渡されたか。」

声を掛けると先に居た魔人がガブラスの手元に視線を落として苦笑いをする。

対してガブラスは次元城に聳え立つ植物を見上げて呆然と呟いた。

「これは・・・笹なのか?」
「下の方はもう埋まっているな。」
「なんだこの尋常ではない数の短冊と飾りは。」

ガブラスが指差す先は確かに何十枚何百枚と言う短冊や色とりどりの飾りがひしめいている。

「どうも願い事の数に制限は無いとか言う話が出回った様だな。」
「普通一つだろう?」
「普通・・・はな。」

そもそも国も時代も違う者達が集まっているのだ。

国が違えば文化が違う。

時代が違えば常識も違う。

苦笑いの他に、何も出来なかった。


「短冊に何を書いた?」
「思いつかなかった。飾る意味も無いと思うのだが・・・。」
「何でも良いのではないか?」
「その”何でも”が出て来ないのだ。」

本気で困った様子にゴルベーザが下がっている短冊の1つを手に取る。

その様子を横目で見たガブラスは暫し考え込んで、
一つ頷くと笹の側に落ちていた筆記用具を拾い上げて手短に書き込んだ。

その間にゴルベーザは空いている場所に己の短冊を飾ってしまう。


書き上げたガブラスも空いている場所を探して顔を上げた。

が、背伸びをしても下に密集した短冊や飾りが邪魔で上方の葉に届かない。

目を眇めたガブラスは上げていた踵を下ろした。

「・・・飾れなかったと言えば納得してもらえるだろう。」
「ふむ・・・。」

ゴルベーザを見上げるとゴルベーザは顎に手を当てて何やら考え込んでいる。

「ガブラス。」
「何だ?」
「動くなよ。」
「?」

ゴルベーザの意図が汲めなかったガブラスがきょとんとする。

しゃがんだゴルベーザはガブラスの腰に腕を回し、
肩に座らせると抱えながら立ち上がった。

驚いたガブラスがゴルベーザの兜にしがみつく。

「おい!?」
「これなら届くだろう?」
「と・・・届くが・・・」
「ならば飾るが良い。」

ゴルベーザに勧められて、
困った様に眉を寄せたガブラスが結局、ゴルベーザの短冊の傍に短冊を括りつける。

飾るだけ飾って、自分で安定できる場所を見つけたのか、
兜から身を起こしたガブラスは興味深げに周囲を見回した。

「この目線は初めてだ。」
「それは何よりだ。」

支えているゴルベーザの腕にそっと手を置いたガブラスが心地良い夜風に目を細める。

ふとガブラスはゴルベーザに視線を向けた。

「あ・・・・すまない。重いだろう?」
「それ程でもないな。気が済むまでそうして居たら良い。」
「ありがとう。」

ゴルベーザの応えに笑んだガブラスは天を仰いだ。

果てしなく広がる夜空には星々が自らの存在を誇示するかの様に瞬いている。

「手が届きそう、とは良く言ったものだな。」
「ああ。美しいものだ。」
「牽牛と織姫は、会えたのだろうか。」

七夕の伝説を思い返したガブラスが呟く。

「私は、会えたのだと。」

ゴルベーザが素直に応じると、
ガブラスは視線を下ろして、再度天に向けた。

「だがそれにしても互いを愛する余りに職務をさぼるのは頂けないな。」
「何事も程々が良いのだと言う教訓を感じる話だ。」
「それほどの相手に出会えたと言う事なのだろうか?」

何もかもを放棄し、忘れてしまうほど相手を求める気持ちを、
ガブラスは知らない。

その強さ、激しさを知る日はいつか来るのだろうか。

「だとしたら-----------------二人は幸せなのであろう。」

ゴルベーザの言葉に、
ガブラスは怪訝そうな表情を向けた。

「そうだろうか?」
「私はそう思う。」

じっとゴルベーザに視線を落としたガブラスは、
僅かな間を置いてから肩を震わせて笑い出した。

口許を手で押さえて、必死に堪えている様だが堪え切れていない。

「何だ?」
「いや・・・ロマンチストだったのだな?」
「そう言う訳ではないが・・・笑いたいのならば笑えば良い。」

些か機嫌を損ねて投げやりに言うと、
ガブラスは一頻り笑って目の前に繁る笹の葉を手に取った。


はい!お昼ご飯を食べながら一気に書いた即席七夕話でした!

どうオチを付けたら良いものかわからなくなったのが良く分かる話ですね!!

・・・・・・・・・orz

ゴル兄さんのガタイならガブラスぐらい担ぎ上げられると思います。

武人「重たくは無いのか?」

魔人「思っていたよりは軽かったな。」

武人「・・・・・・・・・。」←ムカッ

魔人「(臍を曲げたな・・・)」←萌


ゴル兄さんは浮いているし、
武人は武人で移動中は前傾姿勢だし戦闘中は主に足が曲がっているしで今一つ比べにくいですが、
多分武人はゴル兄さんの胸辺りぐらいまでしか身長無いかと。

そうなると単純に30cm差では足りないと思われるのでゴル兄さんったら何mあるの??



拍手御礼~。PageTop日記と更新予定~。

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