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貴方の隣<4>

貴方の隣<3>の続き。
これにて終了です。

なんでかベルガ×ガブラスみたくなった。
ありぇ・・・?


「ふむ、ここなら人も来ないだろう。」

大した広さも無い部屋にガブラスを押し込み、
自分も入って背後のドアを閉めると
1ヶ所しか点いていない灯の頼りない光が
2人を照らした。

はっきり言って狭いが、
この手狭さが不評でこの部屋が各局から見放されて久しい。

「で?裏は何だ?」
「・・・・・・。」

ベルガを見上げたガブラスが引き結んだ唇の端を下げる。

答えない所を見ると、ベルガの予想通り、
ドレイスが悲しみ、ベルガが邪推する理由では無いらしい。

しかし出入り口はベルガの背後にある。
答えなければいつまで経ってもここから出られず、
片付かない仕事が増えるだけだ。

ベルガの仕事も増えるが、手に余った分は局員に回してしまえば良い。
だがガブラスは自分の仕事を他人に任せるのを嫌う。

「・・・機密事項だ。」
「だろうな。」

わざとゆっくりと出入り口のドアに寄り掛かって見せると
ガブラスは僅かに俯いた。

機密事項を無理矢理聞き出すのは服務規定違反だが
取り締まられるよりもドレイスの怒りの方がはっきり言って恐ろしい。

しかもここでガブラスが喋ってしまえばガブラスも違反対象となる。
言わば共犯になるのだ。

どちらが不利なのかは一目瞭然だった。

「他言無用、なのだろう?心得ているとも。」
「・・・・・・。」

顔を覗き込み、目を合わせてわざと小声で囁くと、
ガブラスは諦めたように溜息を吐いた。


「ソリドールの反乱分子?」
「ああ。ダルマスカやロザリアの反帝国勢力と繋がりを持って
 クーデターを狙う動きがある。
 が、どう探ってもリーダー格の男が出て来なくてな。」
「ああ、あの女がそのリーダーに繋がっているのか。」
「厳密に言うなればリーダーの側近の男と、だが。」

事の真相にベルガは苦笑いをした。

ドレイスが見たと言う笑顔も、親密な様子も、
全ては仕事故、だったのだ。

「しかし眼鏡1つでバレないものだな。」
「人の顔で1番印象に残り易いパーツは目元だからな。」

隠したり、変えてしまえば案外わからない。

「根こそぎ摘発か。」
「摘発しても表沙汰にする訳にはいかんから手間がかかる。」

下手をしたらソリドールの権威に傷が付くかも知れない。

そして局長であるガブラスが動いた。

”事件”が起こる前に極秘裏に全てを”処分”するつもりなのだろう。


「・・・さて、仕事に戻るか。」
「ベルガ。」
「偶にはサボるのも良いものだな。」

背後のドアを開けると、俄かに慌てた様子のガブラスが
ベルガの腕を掴んだ。

「ベルガ!」
「サボったの、卿と俺だけの秘密だからな?」
「・・・・・・!」

目を見開いたガブラスに、ベルガはにやりと笑った。

ドレイスには適当に言い繕っておけば問題無い。
何せ”堅気には見えない女”は
ガブラスにとって何ら情を動かす相手では無かったのだ。

それを知っただけで気が晴れるだろう。

部屋を出て、大きく伸びをしたベルガはついでに出た欠伸を噛み殺した。


なんかベルガが良い人になりました。
いえね、ドレイスが怖いからなんですけどね。

あ、反乱分子の摘発、成功したらしいですよ。
リーダー格は貴族とか国の有力者とか、お約束です。

根こそぎナルビナに送られて”処分”完了して任務も完了。

ガブ「終わった。」←満足げ
ドレ「お疲れ様!今度の休み、食事に行かないか?」←浮き浮き
ガブ「ふむ、そうだな。ラーサー様も御一緒にいかがですか?」←他意無し
ドレ「(何故誘う・・・・!!)」←愕然
ラサ「是非!(デートなんてさせるものですか)」←黒い炎(笑)
ベル「・・・・疲れた・・・。」←嘆息
ラサ「そうだ。ベルガ、良くも密室でガブラスと2人きりになりましたね・・・?」←黒い炎倍増(笑)
ベル「・・・・・・あ。(俺、いつ帰れんの・・・?)」←ぐったり

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