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貴方の隣<2>

貴方の隣<1>の翌日。

カップどころでは無くなってしまったドレイス。
と、当たり前の様に巻き添えを食ったベルガ。

「なんなんだ!!」
「おげァッ!?」

怒声と共に背後からいきなり蹴り飛ばされたベルガが
つんのめって倒れた。
ついでに磨き抜かれた廊下を数m滑った。

「なんなんだは俺のセリフだ!!何だいきなり!!」

突然振るわれた理不尽な暴力に、
起き上がったベルガが振り向きざまに怒鳴り返す。
が、続けようと思った文句は喉の近くで霧散してしまった。

そこには予想通り、ドレイスが立っていたが、
その表情に驚いたのだ。

ドレイスは眉間に深い皺を刻み、
歯を食いしばり、
そして、涙を浮かべていた。
その目元には寝不足なのか黒々とした隈が刻まれている。

「ド・・・ドレイス?」
「何だあの女は!!」
「何が!?」

再び怒声と共に殴られる。
意味がわからない。
女って何だ。女だ。男ではない。

「待て!待てって!事情を話せ!!」
「・・・・・・・!!」

どうでも良い自問自答から我に返って、
再度振り上げられる拳を慌てて掴んだベルガが水を向けると、
ドレイスの目元からとうとう涙が一筋、零れて落ちた。


「・・・ガブラスが女とねえ・・・・・・。」
「どう見たって堅気じゃないぞあの女!!」
「拳を握るな。俺に向けるな。」

ドレイスを再度制して、ベルガは思案した。

ガブラスは確かに朴念仁だが
かと言って女性に縁が無い訳でも無いだろうとベルガは思う。

ガブラスが色恋沙汰に興味が無くても-----------
否、寧ろ興味が無い分、
それこそ遊びでも一方通行でも良いから、と食い下がられれば
ガブラスが受け入れる可能性はある。

まさか言い寄って来た相手全員に応じるとも思えないが、
ガブラスだって男なのだ。
無粋な話だが枯れる歳でもない。
”そういう時”があっても別段不思議では無いだろう。

更に言えばガブラスが公安総局の中で随一の人気を誇っているのは
帝国民なら誰でも知っている。

言い寄る女の1人や2人や10人20人ぐらい
居て当たり前・・・と言うより、
今まで然程浮いた話が無かったのが不思議だったのだ。

それにしても、とは思う。
依りにも依ってドレイスが嫌いそうなタイプを選ぶとは。

「中々良い度胸をしている・・・」
「何が!?」
「一々殴るな!」

顎の寸前まで迫った拳を辛うじて受け止めて、
ベルガは嘆息をした。

モロに食らっていたら脳震盪は避けられない。
なんでこの人こうなの?

「取り敢えず・・・確認したわけでは無いのだろう?
 本人に聞いてみたらどうだ?」
「私がか?」
「へいへい、俺が聞きますよ・・・。」

睨み上げて来るドレイスに、
ベルガは両手を胸の前に上げて降参のポーズを取った。

→<3>


ちなみにラーサーが事情を知らないのはヴェイン経由の仕事だから。
且つ極秘扱いだから。

9局は全員知ってます。
あそこはガブラスを頂点に他に類を見ないぐらい結束力強いから
局から外に情報が漏れるって事はありません。断言。

次はベルガが事情を聞きに行くよ!
早くしないとドレイスが怖いからね!!

ドレ「何なんだあの女ァァァァァ!!」
ラサ「僕のガブラスにィィィィィ!!」
ベル「・・・(;一_一)」
ガブ「?(2人とも楽しそう)」

日記~。PageTop更新予定。と日記。

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