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悲劇か喜劇か 番外<1>

試しにバッシュも小さくしてみた。

ウォースラの苦労が増えるだけとしか思えない。






ウォースラは自分で自分の顔から血の気が引くのが分かった。

38年間生きて来て初めての経験ではあったが、
割合頭は冷静だった。

「・・・・それで?どうしてこうなる。」

それでも絞り出した声は震えていて、
今にも剣を掴んで切りかかってしまいたい衝動を押さえながら目の前の男たちを睨み付ける。

「いえ・・・ですからまあガブラスの時と理由は似たり寄ったりなんですが・・・。」

必死に繕った笑顔で応じるラーサーは「それでも説明が必要か?」と目線で問うてくる。

ウォースラは頭の血管が切れないのが不思議なほど怒りに満ちていた。

「なんでいつまでも持たせているんだそんな迷惑な代物!!取り上げろ!今すぐ!!」
「わしの開発を迷惑な代物とはなんだ!!」
「迷惑以外の何物でもないだろう!!俺が呼び出されたって事はこいつもダルマスカに連れて帰れって事だろうが!!」

怒鳴ったシドに怒鳴り返したウォースラがびしり、と幼児を指差す。

その指の先で呑気に菓子を食べている子供の背後では、
同じ顔をした子供が不安げに大人達を見上げていた。

そう。

今度時間を逆行してしまったのはバッシュだった。

反対にノアは少しだけ成長している。

年の頃、揃って十歳前後と言った所か。


今朝、ノアが元に戻れるかもしれないと言う報せを受けて帝国に向かった筈なのに、
ウォースラが緊急で呼び出されたと思ったら二人仲良く今の状態になっていた。


「思ったよりも頭が良いな、アズラス将軍。」
「少しは悪びれんか!!」

顎に手を当てて思案するヴェインにウォースラが叫ぶ。

この際不敬罪がどうとか言ってはいられない。

自分たちで起こした面倒の一切合財をダルマスカ--------引いてはウォースラに全て押し付ける気なのだ。

「まあガブラスもバッシュさんと一緒なら不安にならないと思いますし。」
「何を勝手な事を!ダルマスカはベビーシッターではない!!」
「帝国に置いておくよりは安全なのだ。」
「知っとるわそんなもの!!」
「ぎゃんぎゃんやかましいのう・・・。」
「お前のせいだろうが!!」

絶叫したウォースラは確信した。

今まで敵対していたのもあるが、
帝国の考え方と自分は絶っっっっ対に合わないと。


「ねえおじさん、ノアが怖がるから怒鳴らないでよ。」

菓子の調味料が付いた指を舐めながら「バッシュ」が呑気な声を上げた。

思わずウォースラが睨むとバッシュはすぐさま弟を庇って睨み返す。

ウォースラは腹の底から溜息を吐いた。


久々にベースを一日で書けたwww

兄さんは人見知りをしないと思う。

弟は人見知りが激しくて兄さんの背後から出て来ないと思う。


9局に入ったらPageTop日記と更新予定~。

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