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Perfume

甘い匂い

甘い言葉

甘い時間

・・・って言うほど甘くもないよ!!
私が書いた話だからね!!

・・・自分で書いてて泣けて来た・・・(ノД`)

捏造部分もあったり。


39歳×36歳

オッサンカップル・・・とか言ってはいけない。

昔、ザルガブはアカデミー時代限定でしか書けなかったですが、
最近現行の二人でも書ける気がして来ました。

気のせいで終わる前に・・・。



公安総局は広大な敷地を有し、
その中に局員寮とは別に局長専用の宿泊棟がある。

これは年間を通じて局に詰めている事が多い局長達の為に用意された特別室で、
下手な民家などより余程立派だ。

13局の局長であるザルガバースにも勿論部屋があり、
怒涛の勢いで増える仕事にザルガバースが自宅に帰る事を諦めたのは数日前だった。


そんなザルガバースが部屋を出ると、鼻先を甘い匂いが掠めた。

何となく匂いのした方角に顔を向けると、
ほぼ同じタイミングでガブラスが宛がわれた部屋から出て来た所で。

少しよろめいたガブラスが、気配に気づいたのかザルガバースに視線を向ける。

蒼褪めた顔色にザルガバースは驚いて駆け寄った。

「どうした?」
「匂いに酔った・・・。」
「何?」

ザルガバースは聞き返した。

良く聞こえなかったのだ。

「局員がどこぞへ行った土産だと石鹸をくれたのだが、使ってみたら・・・。」
「ああ・・・成程。」

確かに甘ったるい匂いはガブラスから放たれていた。

湯気によって濃い匂いが室内に充満し、逃げ場が無くなって廊下に出たのだろう。

こうなったらちょっとやそっと換気をしても匂いは中々抜けない。


「取り敢えず私の部屋で少し休め。」
「・・・・・すまない。」

肩を貸したザルガバースにガブラスは素直に応じた。



二人掛けのソファに横たわったガブラスは腕で目許を覆って溜息を吐いた。

余った長い足がソファの端から垂れ下がって、時折苛立った様に揺れる。

「少しは楽になったか?」
「鼻に衝いた。」
「それは難儀だな。」

まるきり他人事の言葉にガブラスが腕を僅かに下げて睨み付けて来た。

「貴方も使ってみたら良い。」
「私は君ほど神経質では無いからな。問題無いと思うが?」
「・・・・・・・。」

軽く笑ったザルガバースにガブラスはむっとした様に目を眇める。

一方のザルガバースは、澄んだ色のブルーグレイを久方ぶりに見た気がした。

今まで彼と会うのは勿論、仕事をする機会は何度でもあったが、
いつだって互いに多忙で、二言三言交わしても内容は仕事のものばかりでこうしてゆっくりと共に過ごした記憶は年単位で遡らないと出て来ない。


「・・・・済まない。」
「何を謝る?」
「出掛けるのでは無かったのか?」

ガブラスは溜息と共に謝罪した。

ザルガバースは本気で彼の謝る理由が分からなかったが、
ガブラスはザルガバースの予定を狂わせてしまったと思っているらしい。

「いや・・・特に出掛けようと言うつもりは無かった。」
「だが俺と会ったのは部屋を出た所だっただろう?」
「ああ、久々に夜勤になったのだが昼間の時間の使い方を忘れてしまってね。どうにも時間を無駄にしている気がしてならないから散歩でもしてみようかと思ったのだ。」

真顔で言ったザルガバースにガブラスはきょとんとして、僅かな間を置いて笑った。

殊更柔らかな表情にザルガバースも笑み返す。

「・・・変わらないのだね、君は。」
「そんな事を言うのは貴方ぐらいだ。」
「そうだろうか?」
「職業病だな。」

首を傾げたザルガバースに、ガブラスは今度は苦笑いをする。

「君は心当たりは無いのか?」
「俺は下手に暇な時間を設けるよりも仕事をしていた方が気が楽だ。」
「ははは。君の方が重症だな。」

くしゃりと大麦色の髪を掻き混ぜると、
年下の同僚は擽ったそうに眼を細めた。

この表情も、昔は良く見掛けた。

表情豊かと言うほどではないが、
ガブラスとて人並みに笑うし、拗ねたりもすると言ったらギースやベルガに顎が抜けんばかりに驚かれた。

その驚きっぷりにザルガバースこそ驚いたが、
確かに思い返して見れば仕事中のガブラスはいつだって渋面か無表情である事に気が付いて。


ギースやベルガの事を思い返したザルガバースがつい笑ってしまうと、
ガブラスが不審げな眼差しで見上げて来た。

「君の事を知っている者は意外に少ないのだね。」
「?」
「私はその希少なうちの一人・・・と言うわけか。」

ガブラスに憧れる者が多い中、
それはきっと胸を張れる事だ。


長身を屈めたザルガバースはそっと唇を重ねた。

不思議そうに瞬いたブルーグレイに笑みが浮かぶ。

「気分は?」
「・・・・大分改善した。」
「それは良かった。」

色の濃い金髪を優しく掻き上げてやると、
ガブラスは心地良さそうに目を閉じた。


・・・・・・・・(-言-)

はいっ!!

これが私の目一杯の甘い話です!!
甘過ぎてのた打ち回れますとも。

え?私だけ??

石鹸でもそうだけれど、香水とか匂いによって酔うのは私です。


この二人はオンオフきっちり分ける人達だと思うのです。

オフの時は「卿」って言わないんだきっと・・・。



ガブ「あ・・・貴方も大概恥ずかしい人だな・・・。」

ザル「そうかな?おや、照れている君も久しぶりに見たな。」←平然


日記~。PageTop日記と更新予定~。

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