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04 言葉では表せない絆(ある意味テレパシー)

お題初チャレンジ!

時系列はバッシュがナルビナに収監中。

鍵はかけませんが、流血表現があります。
苦手な方は御注意を。



「危ない!」
「!」

ドレイスの、悲鳴じみた警告の後。

先ず来たのは衝撃。
大きな氷の破片に頭を、
続いて上半身を持って行かれて、
しかし勢いで1歩下がった足を踏ん張って転倒は避ける。

直後に飛び散った血は、引力に逆らう事無く地面を汚した。
ぱたた、と小さな音が耳に届く。

やがて傷口は熱を伴い、
その後にじわじわと、
しかし確かな存在感で痛みが迫って来た。

止まらずに次々流れる血は涙の様に目蓋の端から頬を伝い、
顎に至った後、滴となって地に落ちた。

「ガブラス!」
「騒ぐな。」
「しかし、」
「深くは無い。大丈夫だ。」

頭部は他の各部位に比べて僅かな傷でも出血量が多い。

淡々と答えている間にも、
白い肌とは対照的な赤いそれは顎からぽたりぽたりと滴り落ちる。

傷口を手で押さえても滴り落ちる場所が顎から肘に変わっただけで
血が止まる様子は無かった。

心配そうなドレイスと、
出血し続けるガブラスより余程蒼白な顔色になって
幾度も幾度も謝罪する青年に大事無い事を改めて伝え、
呟くようにケアルを詠唱する。

傷は難なく塞がった。
額に残った傷跡も、時間の経過と共に消えるだろう。

息を飲んで事の成り行きを見守っていたジャッジ達に
ガブラスは訓練を続ける様命じると、
年若い青年たちはぎこちない動きで互いに構えた。


「お、随分目立つ所にやられたな。」
「災難だったな。」
「この季節は仕方あるまい。」

意地悪く笑うベルガと、
同情の意を表してくれるザルガバースに答えて
ガブラスは己の額の左端を指先で軽く撫でた。

数日前に刻まれた傷跡の部分だけ感触が違う。

アカデミーを卒業したばかりの新人ジャッジ達の研修に
毎年選抜された局長数人が顔を出し、
士気を上げさせる一方、叱咤激励するのが通例だが、
緊張故かアカデミーで基礎から習った筈の
魔法や武器の扱いを失敗する者が
必ずと言って良いほど何人か出た。

去年は射損ねた矢がギースの甲冑を傷つけて
かなり絞られた者が居たとか。

ガブラスに結果的に氷塊をぶつけてしまった青年も、
狙った的の脇に立つ木の幹に当ててしまい、
砕けて跳ね返った氷片の飛んだ先が
ガブラスが立っていた場所だった。

互いに運が悪かっただけなのだ。

アカデミーで何を学んで来たのかと思う気持ちもあるが、
総合的な意味での経験の浅さはどうしようもない。
それはこれから時間を掛けて積むより他無いのだ。

「ドレイスが心配していた。」
「気にし過ぎだ。女ではないし、傷ついて困る顔でもない。」
「それを今すぐにでも本人に言ってくれないか?」

溜息交じりのベルガの言葉にザルガバースが苦笑いを浮かべる。

片眉を跳ね上げたガブラスは
今日のスケジュールを反芻し、
昼食の時間内に4局に顔を出す事を決めた。



だから何だって話ですが、
ガブラスがデコを怪我した時、
バッシュもナルビナでデコに傷を作っていました・・・
って事で。

ガブ「・・・(痛かった)」

バシュ「お揃いだね、ノア!」

ガブ「・・・・・・(イラッ)」

双子------特に一卵性って、別々に行動していても
怪我とか病気とかシンクロしそうなイメージ。

あと。
ジャッジマスター達の甲冑って、
一般ジャッジ達とは全く違いますよね。

局長に任命された時に、あの独創的な武器共々
皇帝から下賜された物だったりとか。

だから帝国国民にとっては”特別なもの”みたいな?

あ、個人的な設定なのです。

UPしました~。PageTop変更。

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