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カウントダウン

Q.何のカウントダウン?

A.武人の堪忍袋の緒が切れるまでのw

機嫌&相手次第ではスタートが100ぐらいの時もあるし、
1の時もありそう・・・。


1周年リクエストにお応え!

ギャグ仕様の英雄×武人でございます。

トト様へw


お気に召されません様でしたら書き直しますので・・・。

リクエスト、ありがとうございました!









不意に領域内の空間が歪み、誰かが訪れて来た事が知れた。

剣の柄に手を伸ばし、身構えたガブラスの目の前に現れたのは英雄の二つ名を冠する男で----------


胡乱気に視線を向けたガブラスは眉を跳ね上げて、寄せて、顔を背けた。

「・・・・・・・・・・・。」

正直な話、直視をしたくは無かった。

男--------セフィロスはコートを脱いでいた。

脱いだ結果、上半身が裸になった。

生憎ガブラスに同性の裸体を見て喜ぶ趣味は無い。

寧ろ見たくない。

(体格を自慢したいのか?・・・そう言えば聞いた事があるな。その手の人間は矢鱈脱ぎたがると。)

耳にした事があってもガブラスには理解の及ばない世界だ。

そもそもどうして上着を省いていきなりコートを羽織るのだ。

そこからして意味が分からない。

「何を思案している?」
「寄るな触るな露出狂。」

俯き加減の顔を覗き込まれて、ガブラスはセフィロスを押し退けた。

つい本音が出てしまったがセフィロスに気にした様子は無い。

「ならお前も脱げば良い。」
「何故そうなる!!」
「ついでだ。」
「何の!?」

怒鳴ったガブラスが胴の留め具に伸ばされた手を叩き落す。

英雄の、いかにも心外だとでも言いたそうな表情にガブラスは引き攣った。

話が通じないし、意味も分からない。

尚も外そうとする手を懸命に押し退けようとするもセフィロス相手に力勝負は分が悪い。

咄嗟に足払いを掛けたガブラスは引っ繰り返ったセフィロスに引っ張られた手を力任せに振り払った。

しかし時すでに遅く、倒れながらもみぞおちを狙った肘は容易くかわされてしまう。

「チッ・・・・!」

舌打ちをした直後には巨体に圧し掛かられてガブラスは今度は裏拳を繰り出した。

それも避けられた挙句に掴まれてしまう。

「良い加減にしろ!」
「先に手を出したのはお前だ。否。足か。」

さらり、と銀髪が頬に当たる。

ここでもガブラスは苛ついた。

男女差別だと言われればそれまでだが、
ガブラスには男が髪を伸ばしたがる気持ちが分からない。

しかもこの男、髪を洗うたびにリンスを一本使い切るらしい。

はっきり言って手間と時間とギルの無駄である。


黙って立っていれば上背はあるし、
美形で戦士としてもかなり有能なのだが、
ガブラスから見ると兎に角セフィロスと言う人間を構成する全てが気に障り、苛立つのだ。

声を聞くだけで虫唾が走る者など早々居ないが、セフィロスは間違いなくその類の人間だ。

会話が成立している様に見せかけて、
その実全く話を聞いていないのだからそれはガブラスでなくても怒る。


もがいている間に再度防具の紐を解かれてガブラスは圧し掛かる男を睨み上げた。

悪戯な手を払い除けて、その手で長髪を掴むと無遠慮に引っ張る。

「痛い。」
「当たり前だ。お前、そもそも何故半裸なんだ。」
「コートが無いから。」
「・・・・・・・・・!」

セフィロスの応えにガブラスは自分で額に青筋が浮かぶのが分かった。

そんなもの見ればわかる。

何故そのコートが無いのか聞いているのだ。

「コートはどうした・・・・!」
「・・・・・・・聞きたいか?」
「だから問うているんだろう。」

絞り出した声は震えているが、怒りに任せたら刃傷沙汰になって領域が半壊~全壊して終わるだけだ。

「どうしても?」
「・・・それほどでも無いがここまで来たら気になる。」
「・・・・・・・・。」

不意に黙ったセフィロスが何か考える様に視線を宙に向ける。

「お前、まさか・・・。」
「・・・・・・・・ああ、思い出した。」
「やはり忘れていたのか・・・!」

怒りを通り越してガブラスは泣きたくなった。

この男、黙っていれば--------------

否。もう言うまい。


「正宗を引っ掻けて裾が切れたから修繕するのにショップに預けた。」
「お前・・・・!自滅するぐらいならもっと短い刀にせんか!!剝き身で持って歩いているからそんな下らん事になるのだろう!!大体それしきを繕うのに一々ショップに出す奴があるか!」
「私は裁縫などせん。それに常に持っておかねばお前やクラウドを見掛けた時に仕掛けられないだろう。」
「威張って言う事か・・・!!しないのではなく出来ないだけだろうが!!貴様そもそも嫌がらせする為にあんな馬鹿長い刀を使っているのか!!」 

怒鳴って、ガブラスはふと気が付いた。

そう言えば今日のセフィロスは正宗を持っていない。

「お前・・・正宗はどうした・・・?」
「ショップに預けた。」
「・・・・・何故?」

問うてから、ガブラスは後悔した。

どうせロクな理由では無い。


「裾が切れて苛立ち紛れにその辺の岩を斬り付けたら刃が欠けた。」

聞くだけ聞いて、一気に全身から力が抜けた拍子にガブラスは額を地面に打ち付けた。

変に我慢などをせず、怒り任せに全壊でもなんでもやってしまった方が得策であった、と後に彼はゴルベーザに零したそうな。


英雄に総ダメ出しする武人が書きたかったのです。

英雄の声、格好良いと思いますけどね。
英雄ほど「黙って立っていれば・・・」と思う人は中々いないと思います。

ぶっちゃけガッカリしている暇は無いかと。

相手は英雄ですし。

武人「だから一々剥こうとするな!!」

英雄「チッ。気付いたか。」

日記~。PageTop日記と更新予定~。

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